FC東京とプロ契約を締結した16歳の久保建英
FC東京は1日、同クラブとプロ契約を締結したFW久保建英とMF平川怜の記者会見を実施した。記者会見終了後、久保が囲み取材に応じている。
久保はまず「これまでと違ってプロという肩書きが自分に常についてくるので、そこは誇りを持つとともに責任感を持って、しっかり行動できればなと思います」と、プロサッカー選手になるにあたっての意気込みを語った。
“プロ”としての今シーズンの目標については「まず、今回プロ契約を結ばせていただいたことで、他のプロ選手と同等のチャンスをもらえるところまでは来たと思います。だからといってそのチャンスをもらえるだけの働きをしているとは思わないので、少しでも早くもらえるように努力をしていきたいと思います」とコメント。まずは試合出場に見合う選手になることを掲げた。
16歳という若さでのプロ契約となった久保だが、どうしても体格差が生まれてしまうことは明らか。しかし、そのことは自身できちんと把握できているようだ。
「自分よりもフィジカルだったり体格差がある相手に、逆に自分が優っている部分はどこなのかを探して、そこで相手の懐に入っていくドリブルだったり、自分が長所だと思うところを伸ばしていくことが大事だと思っています。だけど、それだけではなく短所も伸ばせるように頑張っていきます」
久保は世界最高峰のクラブであるバルセロナの下部組織で育った。その目指す選手像は「誰が見てもすごいと一目で分かる選手になること」。そう語った“日本の至宝”の道は、まだ始まったばかりだ。
By サッカーキング編集部
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