2017.10.13

【鳥栖vsC大阪プレビュー】前節、首位の鹿島を下した鳥栖…C大阪はルヴァン杯決勝進出の勢いをリーグ戦につなげたい

C大阪はリーグ3連敗中。3試合で計10失点という状態で、キャプテンの山口蛍を中心に早急な立て直しを迫られている [写真]=J.LEAGUE
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■サガン鳥栖 3トップが好調をキープ、チーム状態は上向き

【プラス材料】
 リーグ前節は首位の鹿島に1-0で勝利。鹿島の出来が悪かったとはいえ、鳥栖が序盤から試合の主導権を握り続け、マッシモ・フィッカデンティ監督も「ここに来てからのベストゲームの1つ」と絶賛したほどだった。ビクトル・イバルボ、小野裕二、田川亨介という前線の3人は好調をキープしており、今節も期待できそうだ。田川は「ビクトルから『俺がボールを持ったら走れ』と言われています」と連係が深まっていることを話した。

 また、鹿島戦で決勝ゴールをヘディングで挙げた福田晃斗は、中断期間に行われた鳥栖U-18との練習試合でもヘディングでゴールをマーク。クロスに飛び込み、ヘディングで決めるというプレーに自信を高めている。

 守備陣も前節鹿島戦でリーグ5試合ぶりの無失点と、状態は上向きだ。

【マイナス材料】
 今季の鳥栖は良い試合をした後、それを次節につなげることがなかなかできていない。そのため、今季のリーグでの連勝は第19節・広島戦(1-0)から第20節・清水戦(2-1)でマークした2連勝のみ。上昇気流に乗れないためか、この中断期間にフィッカデンティ監督は「疲れの溜まっている選手はしっかりと回復させました」とまずはコンディション調整に努めた。

 さらに、今季のリーグ第4節とルヴァン杯第3節で対戦したものの、0-1、4-4といずれも勝つことができなかったC大阪を、指揮官は「トータルで見ても良い取り組み方をしているチームだと思います」と高く評価する。リーグ3連敗中だが、ルヴァン杯決勝に進出したC大阪を相手に、前節のような試合をできるかどうかが勝敗の鍵になる。

文:荒木英喜

■セレッソ大阪 ルヴァン杯決勝進出でチームの雰囲気は最高潮

【プラス材料】
 ルヴァン杯準決勝では、土壇場の木本恭生の勝ち越し弾により、2戦合計スコア4-3と劇的勝利を飾った。宿敵・G大阪を下して悲願の初冠に近づいたことで、チームの雰囲気もすこぶる高い。苦戦が続いた最近のJ1での暗いムードを一変させることもできた。

 そこで迎える今節は、鳥栖とのアウェイ戦。ルヴァン杯ではこのベアスタで4-4と引き分けたが、古巣凱旋の水沼宏太はこの試合で2得点を記録。ルヴァン杯準決勝でも決勝ゴールを好アシストした男の活躍は、リーグ4試合ぶりの勝利をつかむ上で鍵を握る。同じく、古巣対決の尹晶煥監督のタクトにも注目だ。

 また、主将の柿谷曜一朗が最近の公式戦でゴールを重ね、杉本健勇が日本代表で初得点を記録。上位再浮上へ、この良い流れを味方につけ、鬼門を乗りきりたい。

【マイナス材料】
 リーグ前節では川崎に1-5と完敗。不運な失点もあったとはいえ、守備が破綻していたことも事実だ。今季初の3連敗だけでなく、最近のリーグ2試合で9失点という数字は深刻なものだ。守備陣が、この2週間でどこまで精神面を持ち直すことができているかは気がかりなところ。そのなかで、チームの中心選手の1人、山村和也が、負傷で再離脱となるのはマイナス材料。また、少しずつ出番を増やしている清武弘嗣も、ベストコンディションからは程遠い。

 今回の相手となる鳥栖には、J2時代の2008年シーズンから、ベアスタで2勝2分6敗と分が悪い。今回も鬼門にて、難敵との厳しい試合が待ち受ける。

文:totoONE編集部

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