2017.10.13

【G大阪vs新潟プレビュー】5人の代表組が復帰するG大阪…新潟は勝利しても降格の可能性がある土俵際

リーグの前回対戦はG大阪が3-2で競り勝った。85分、セットプレーの流れから井手口陽介(中央)が決勝点を挙げた [写真]=J.LEAGUE
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■ガンバ大阪 新潟は2009年6月に敗れて以来無敗の“お得意様”

【プラス材料】
 日本代表3名と韓国代表の2名が戦列に復帰して臨む。彼らの存在は間違いなくプラス材料と言える。

 新潟はJ1では2009年6月に敗れて以来、8勝6分と一度も敗れていない“お得意様”。相性がいいだけに、公式戦では6戦白星のない悪い流れを食い止めるには格好の相手だ。前回対戦では倉田秋のゴールに始まって、金正也、井手口陽介のゴールで点の取り合いを制し、白星をつかんだ。

 倉田秋が累積警告で出場停止となる中、ピッチに立つ選手たちの活躍は不可欠だ。代表組、特に移動の疲れもある韓国代表選手の疲労具合によってはより多くの選手がピッチに立つ可能性もある。米倉恒貴や井出遥也、赤崎秀平、また今季はサイドハーフでも何度かプレーしている初瀬亮あたりの起用が見込まれ、ルヴァン杯で結果を残した選手たちによる攻撃の活性化が期待される。

【マイナス材料】
 日本代表で2試合続けてゴールを挙げるなど勢いを持ってチームに戻ってきた倉田秋の出場停止や、ファビオ、アデミウソン、金正也、市丸瑞希らけがで離脱している選手が少なくないことは明らかなマイナス要素。特に倉田秋は今季ここまでの28試合すべてで先発出場を続け、攻撃を加速させてきた。チーム内での存在感を考えれば、倉田不在の穴は大きい。

 一方、守備では自分たちのミスから招いた不用意な失点が多いことが流れを悪くしている印象もある。後半戦に入ってから先手を打たれる試合が多いのも守備の不安定さを如実に示していると言えるだろう。9月以降のリーグ4試合は全て2失点を喫し、1分3敗と勝利を挙げられていない。

文:totoONE編集部

■アルビレックス新潟 徹底されなかった守備面で方向性を一本化

【プラス材料】
 この2週間で、チームとして攻守でやるべきことをあらためて確認。意識統一が図られた。特に呂比須ワグナー監督就任後、まずブロックを組むのか、前からボールを取りに行くのか、いま一つ徹底されなかった守備面で、方向性が一本化されたのは大きい。

 勝って、なおかつ他力でしか残留の可能性をつなぎ止められないのが現状で、もはや遅きに失したと言える。だが目の前の試合に勝つということに限れば、ようやく選手たちは迷いなく、新潟本来のスタイルに専心できるだろう。

 今週の練習からは、韓国代表に初選出されたソン・ジュフン以外、久々に全員が参加。ゲーム形式ではBチームがAチームを圧倒することもしばしばで、控え選手たちの気骨が感じられた。とはいえ、それが先発メンバーに反映される可能性は低そうだ。

【マイナス材料】
 今節G大阪に勝っても、横浜FMvs大宮で大宮が勝つか、鹿島vs広島で広島、もしくは翌日開催の甲府vsFC東京で甲府が勝てば、クラブ史上初のJ2降格が決まる。降格が現実味を帯びる今、その重圧は計り知れない。

 選手だけではない。呂比須監督にとって対戦相手は、2012年ライセンスの関係で監督ではなく、コーチとして指導したG大阪。公式戦5連敗で自身を解任したチームは、最終節に新潟に勝ち点で上回れ、J2に降格した。

 因果なめぐり合わせの対戦を前に、「特別な意識は何もない。思うような結果は出なかったが、ガンバには感謝しているし何も文句はない」と新潟メディアの質問に語気を強めるあたり、その心中が察せられる。ナーバスになって判断、采配を誤らなければ良いが……。

文:totoONE編集部

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