Jリーグを訪問した元スペイン代表のモリエンテス
20日、現役時代にレアル・マドリードやモナコなどで活躍したフェルナンド・モリエンテスがJリーグを訪問し、意見交換会が行われた。現在、モリエンテスはスペインのリーガ・エスパニョーラのアンバサダーを担当。先日、Jリーグとリーガ・エスパニョーラがパートナーシップを結んだ第一歩として来日したという。
モリエンテスは今回のパートナーシップについて「互いに良い成果が上がり、長い付き合いになれば嬉しい」と発言。一緒に登壇したJリーグ副理事長の原博実氏から「復帰してJリーグでプレーしてくれないかな」とのラブコールには、笑みを浮かべながら「Jリーグでプレーするのは難しいけど、これからも何度も日本に来たいと思っています」と返した。
Jリーグの印象については「Jリーグはあまりスペインで見ることができないけど、クラブ・ワールドカップ決勝のレアル・マドリード対鹿島アントラーズはライブで見ました。スペインでもっとJリーグ見れるようになることを願っています」と回答。スペインで一番注目されている日本人選手には、「乾貴士」の名前をあげた。
モリエンテスは22日に行われる明治安田生命 J.LEAGUE WORDL CHALLENGE 2017 鹿島アントラーズ対セビージャを現地で観戦予定となっている。
「セビージャにとってはプレシーズンマッチ。選手の100%の力を見ることは難しいだろう。今回のプレーのパフォーマンスがシーズンの調子を占うわけではない。新監督が新しい選手や戦術を試す機会だと思っている。ただ、ラ・リーガとしては重要な試合だと思っているので、こうして日本に来ています」