C大阪が逆転勝利で暫定首位に [写真]=JL/Getty Images for DAZN
2017明治安田生命J1リーグ第17節が7月2日に行われ、セレッソ大阪とFC東京が対戦した。
第10節柏レイソル戦以降6試合負けなしのC大阪はMF山口蛍、FW柿谷曜一朗、MF山村和也らが先発。対するFC東京は負傷したFW大久保嘉人に代わってFW永井謙佑がスタメンに名を連ねた。
C大阪のOB、香川真司、乾貴士らが見守る中、試合を動かしたのはアウェイのFC東京だった。21分、C大阪が相手陣地内でボールを失うとFC東京のカウンターが発動。高いラインを敷いていたC大阪の裏を永井がスピードで突破すると並走していたピーター・ウタカに折り返し、無人のゴールに蹴り込む。アウェイのFC東京が先制に成功した。
さらに追加点のを狙うFC東京は34分、ゴール前30メートル付近でFKのチャンス。太田宏介が直接ゴールを狙うが惜しくもバーに弾かれてしまった。
追いつきたいC大阪は分、左サイドから大きくファーサイドにクロス。フリーになっていた松田陸が中央に折り返すと柿谷がダイビングヘッドを敢行。枠に行けばゴールという場面だったがボールは枠の外へそれてしまう。前半終了間際には森重真人が着地した際に足を負傷するアクシデント。代わって丸山祐市が投入され、前半は終了した。
後半は杉本健勇を中心に攻めるC大阪と永井でカウンターを狙うFC東京という構図。すると57分、右サイドでボールを持った水沼宏太がクロスを送るとその杉本が競り勝ってゴール右隅に流し込み、試合を振り出しに戻す。
FC東京は永井がGKとの1対1でループシュートを外すと、ホームの声援を受けるC大阪が逆転に成功する。再び右サイドでボールを持った水沼が長い距離を走ってペナルティエリアに進入してきた松田にラストパス。難しい角度だったが冷静に流し込んで試合をひっくり返した。
さらに83分、C大阪が相手コーナーキックからカウンターでゴール前まで迫る。シュートには持ち込めず一度はクリアされたが、ソウザが中央でボール取り返す。そのままするするとゴール前まで進み、ミドルシュートを放つと低い弾道のボールがゴール右下に突き刺さってリードを拡げた。
試合はそのまま終了。C大阪は無敗を7に伸ばした一方、FC東京は3連敗を喫した。
次節、C大阪は8日にホームで柏レイソルと、FC東京はホームで鹿島アントラーズと対戦する。
【得点者】
0-1 21分 ピーター・ウタカ(FC東京)
1-1 57分 杉本健勇(セレッソ大阪)
2-1 63分 松田陸(セレッソ大阪)
3-1 83分 ソウザ(セレッソ大阪)
By サッカーキング編集部
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