磐田が新潟を下して4連勝達成 [写真]=JL/Getty Images for DAZN
2017明治安田生命J1リーグ第17節が7月1日に行われ、アルビレックス新潟とジュビロ磐田が対戦した。
最下位に沈む新潟が3連勝中と好調の磐田をホームに迎えての一戦。新潟はMF矢野貴章、MF加藤大らが先発出場。磐田は好調のFW川又堅碁、MFアダイウトンらがスタメンに名を連ねた。
試合開始から激しい肉弾戦を繰り広げる両チーム。体を張った守備でどちらもなかなかシュートまで持ち込めない。すると14分、チアゴ・ガリャルドのパスから右サイドを抜け出した矢野が中央にクロス。ホニがオーバーヘッドで合わせるがシュートはキーパー真正面だった。
磐田は25分、フリーキックのこぼれ球を櫻内渚がボレーシュート。ソン・ジュフンの頭をかすめてゴールに向かったボールに守田達弥が横っ飛びのセーブを見せ、先制点を与えない。
ボールを支配する磐田は40分に試合を動かす。新潟はコーナーキックをクリアしきれずキッカーの中村俊輔の下へ。右サイドで仕掛けながらボールをキープし、ペナルティエリアへ走り込んだ川辺駿にラストパス。1人をかわし、シュート性のクロスを上げると原輝綺に当たってゴールに吸い込まれ、磐田が先制に成功した。
後半に入ってもペースを落とさない磐田は54分、川辺のスルーパスで左サイドを攻略すると、中央に折り返す。ヘディングでのクリアがふわりと櫻内の下へ飛ぶと落ち際をダイレクトでボレーシュート。縦回転のかかったシュートがゴールに突き刺さって磐田が追加点を決めた。
まずは1点返したい新潟は63分、ホニに代えて鈴木武蔵を投入。続いて75分にはチアゴ・ガリャルドに代えて先日J1通算300試合出場を達成した成岡翔、83分には山崎亮平に代えて端山豪と交代枠を使い切って反撃を試みるも1点が遠く、試合終了。新潟は5連敗、磐田は4連勝でシーズンを折り返した。
次節、新潟は9日にアウェイで浦和レッズと、磐田は8日にホームでヴァンフォーレ甲府と対戦する。
【得点者】
0-1 40分 オウンゴール
0-2 54分 櫻内渚(ジュビロ磐田)
By サッカーキング編集部
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