ロアッソ熊本が監督交代を発表した [写真]=Getty Images
ロアッソ熊本は14日、清川浩行監督と財前恵一ヘッドコーチの退任を発表した。新指揮官には、代表取締役社長を務めていた池谷友良氏が就任することが決まった。
熊本の発表によると、池谷氏は12日付で代表取締役社長を退任。永田求代表取締役会長が株式会社アスリートクラブ熊本の代表取締役会長兼社長となる。
熊本は今季、明治安田生命J2リーグ第18節終了時点で4勝3分け11敗、勝ち点「15」で19位に低迷。2010年からヘッドコーチを務め、昨季から指揮を執っていた清川監督の退任が決まった。同監督は以下のようにコメントしている。
「ファン、サポーターの皆様、スポンサー、株主の皆様、クラブを支えていただいている全ての皆様、いつもチームを後押しするご声援をいただき、誠にありがとうございます」
「2010年からロアッソ熊本でお世話になり、昨年から監督に就任し、チームの目標でもある『J1昇格』へ向けて、チームスタッフ、選手達と共に挑んできましたが、皆様のご期待に応えることができませんでした。また、昨年の熊本地震の際には、全国の皆様がチームを支えていただいたこと、心より感謝しています」
「私はクラブを去ることになりましたが、これからもロアッソ熊本へのご声援をどうぞよろしくお願いいたします」
そして新指揮官に就任する池谷社長は、熊本で通算3回目の指揮となる。同氏は2005年から2008年まで監督を務めた後、ゼネラルマネージャー(GM)や株式会社アスリートクラブ熊本の取締役を経て、2012年3月に代表取締役社長に就任。2013年7月から12月までは再び監督として指揮を執った経緯もある。2014年からは代表取締役社長を務めていたが、みたび指揮を執ることとなった。
熊本は次節、17日に徳島ヴォルティスとのアウェイゲームに臨む。
By サッカーキング編集部
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