先制点を喜ぶクリスティアーノ [写真]=JL/Getty Images for DAZN
2017明治安田生命J1リーグ第12節が20日に行われ、ジュビロ磐田と柏レイソルが対戦した。
試合は前半終了間際に動く。44分、柏は右サイドで伊東純也が仕掛けて低いクロスを上げると、中川寛斗がニアサイドで触って角度を変え、最後はクリスティアーノが冷静に沈めて先制に成功。5連勝中の柏が1点リードで前半を終えた。
後半立ち上がりの54分、柏は武富孝介が磐田GKカミンスキーと一対一のチャンスを迎える。武富がカミンスキーをかわそうとしたところ、両選手が接触。福島孝一郎主審は磐田の反則を取り、柏へのPKを指示したが、これに磐田の選手が猛抗議する。主審と副審が話し合った結果、PKの判定が取り消され、場内が騒然とする中、磐田ボールで試合が再開された。
74分には柏に大きな追加点が生まれる。右サイドをクリスティアーノが持ち上がると、右足でピンポイントクロスを供給。待っていた中川寛斗がヘディングで合わせ、柏がリードを2点に広げた。スコアはその後変わらず、柏が敵地で磐田を下してリーグ戦6連勝を達成。磐田は2連敗となった。
次節、27日に磐田はアウェイでサンフレッチェ広島と、柏はホームで大宮アルディージャと対戦する。