2017.05.19

【甲府vs広島プレビュー】甲府はエースのウイルソンが復調気味…広島は森崎和幸を軸に選手同士の話し合いを実施

甲府は11試合で11失点と守備が堅い。DFのエデル・リマは攻守にわたって存在感を発揮 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
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■ヴァンフォーレ甲府 ブラジル人同士で局面を打開することも可能

【プラス材料】
 リーグ第11節を終えて3勝4分4敗という戦績は、甲府の立ち位置を考えれば悪くない。リーグ前節は横浜FMに0-1と敗れているが、判定を巡る不運もあった。結果だけでなく内容的にも安定した試合を続けている。

 特に守備は11試合で11失点と堅く、特に左センターバックのエデル・リマはチームにとって相当な”掘り出し物”だったといっていい。彼は圧倒的なスピードと一対一の強さを見せ、攻撃でも2人、3人掛かりでも止まらないセンターバック離れしたドリブルが光っている。

 加えてエースのウイルソンがリーグ前節から先発に復帰。トレーニングと実戦でコンディションを戻しつつあり、広島戦では本領発揮が期待できる。ドゥドゥとの近い距離間での崩し、交差する動きなどを出せるようになれば、ブラジル人同士で局面を打開することも可能となるはずだ。

【マイナス材料】
 甲府は今季のリーグ11試合を終えて計8得点と攻撃の迫力を欠いている。この得点数はJ1の中でも大宮に次いで下から2番目の数字だ。そのうち4得点はセットプレーで、崩して奪うという部分には明らかな弱みがある。リーグ第10節の磐田戦、第11節の横浜FM戦と直近の2試合も無得点が続いている。

 また、先制を許した5試合は1分4敗と未勝利で、逆に今季の3勝はいずれも完封勝ち。広島戦は連係の構築やウイルソンの復帰などによる上積みもあるだろうが、ここまでのデータを素直に見れば「相手に先制されると厳しい」「相手を完封しないと勝てない」という現状が見て取れる。

 膠着した状態を続けて相手を焦らせることが、勝ち点3を得るための条件になるだろう。

文:大島和人

■サンフレッチェ広島 スタメンを練習で主力組から外し、刺激を与えた

【プラス材料】
 リーグ前節のC大阪戦で復帰した森崎和幸が厳しい球際のプレーを連発し、チームメイトを鼓舞。大敗の中でも戦う魂を見せつけた。その森崎が今週のトレーニングで崩れたチームを立て直すべく、青山敏弘や千葉和彦、塩谷司ら選手たちと個別に話し合いの場を持ち、現状の彼らの思いや苦しみなどをヒアリングしてた上で自分自身の思いを伝えた。

 また、森保一監督も開幕からスタメンを張っていた選手たちをトレーニングで主力組から外して刺激を与えるなど、危機的な状況にあるチームを復活させるべく、内なる戦いを続けている。負傷離脱していた宮吉拓実も復帰し、練習試合では45分だけの出場ながらクオリティを示した。

 リーグ戦は2試合連続ゴールとアンデルソンが自身の得点感覚を示し、ルヴァン杯でゴールを決めたフェリペ・シウバも練習で上々のクオリティを見せている。

【マイナス材料】
 前節のC大阪戦では今季最多の5失点。悪いボールの失い方を連発、軽い守備を露呈。セットプレーでもマークを外すなど、今季の悪癖が全て発露してしまう惨敗を喫してしまった。

 ボールへの寄せが甘いため、人数が揃っていても相手にとっては「フリー」な状態を与えてしまっている。組織を整えていても、一人ひとりが責任をもって危険な相手を困らせる守備ができていない「人任せ」の状態になっているため、チャンスをつぶすこともできない。メンタル的に落ちているため、冷静に相手のプレーを予測することもできず、主体的な守備ができない。

 組織的な穴というよりも、選手個々がそれぞれ問題を抱えているため、立て直しは非常に難しい。だが、それでもやらねばならないのが現実だ。

文:紫熊倶楽部 中野和也

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