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【柏vs仙台プレビュー】若手の台頭が著しい柏…仙台はルヴァン杯で大敗したショックから脱せるか

2017.03.17

柏レイソル 仙台とはカップ戦を含め3戦3敗、ルヴァン杯で見えた光明と勢いを生かしたい

 水曜日のルヴァン杯は前節の川崎戦から8人を入れ替えて臨み、清水を相手に勝利を収めた。これまで出場機会の少なかった選手は“試合に飢えていた思い”をぶつけている。全選手がハードワークを怠らず、球際の競り合いで果敢に戦うことによって、それは攻撃面にも良い影響をもたらし、柏らしいスムーズなビルドアップがよみがえった。スコアは1-0だったが内容的には申し分ない勝利である。


 リーグ戦では3試合で6失点と、守備の構築がうまくいかずに2連敗中だが、ルヴァン杯の勝利によってチーム全体に「勝つためには何が必要か」を再確認させ、きっかけをつかんだ感はある。

 前節、退場となった中山雄太が今節は出場停止となる。ビルドアップができる新進気鋭のセンターバックの欠場は間違いなく痛手だが、J1第2節のG大阪戦でのデビューから公式戦3試合連続出場を果たしているルーキーの古賀太陽や、先日のルヴァン杯でデビュー戦初ゴールの活躍で勝利に貢献した手塚康平など、新たな若手の台頭もあり、確実にチーム力の底上げはされている。

 昨季、仙台とはカップ戦を含めて3戦3敗と、決して相性が良い相手ではないが、ルヴァン杯で見えた光明と勢いを生かし、連敗ストップといきたい。(鈴木潤)

ベガルタ仙台 ルヴァン杯で大敗するも、出場を回避した選手は休養十分

 J1第3節・神戸戦で今季初黒星を喫した仙台にとって、立て直しがかかる一戦となる。

 今節の柏戦を前に組まれていたルヴァン杯第1節・FC東京戦で、仙台はコンディションを考慮して神戸戦から9人の先発メンバーを入れ替えて臨んだ。しかしこの試合で0-6と大量失点を喫して敗北。こちらの大会でも、立て直しが望まれる結果となってしまった。ルヴァン杯で新たに台頭する選手が週末のリーグ戦メンバーに食い込めればベストだったが、特に若手選手が結果を出せなかったのは痛かった。また、リーグ戦に続きFC東京戦で先発フル出場した三田啓貴、大岩一貴、途中出場した永戸勝也らの疲労にもチームは考慮する必要がある。

 見方を変えれば、ルヴァン杯の出場を回避した選手は、休養十分でリーグ戦に向かうことができる。特に奥埜博亮や梁勇基のようなシャドーフォワード、菅井直樹のようなウイングバックといった運動量が求められる選手にとって、この休養は大きい。敵地でも粘り強くボールを動かし、攻撃のチャンスを何度も作り出してゴールを取ることが求められる。

 また、ルヴァン杯のFC東京戦では、負傷で出遅れていたクリスランが仙台加入後初出場を果たした。まだコンディションはトップとは言いがたいものの、高さと強さを持つセンターフォワードが加われば、攻撃の幅は広がる。昨季の公式戦3戦で全勝した柏を相手に勝ち点3をもぎ取り、仙台は勢いを取り戻したい。(totoONE編集部)

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