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J1鹿島、米・ニューヨークにオフィス設立…グローバル戦略の一環

2017.03.17

鹿島がニューヨークオフィス設立を発表 [写真]=Getty Images for DAZN

 鹿島アントラーズは17日、グローバル戦略の一環として、アメリカ・ニューヨークにオフィスを設立することが決まったと発表した。

 鹿島のニューヨークオフィス設立については、1月29日に行われた新体制発表会見にて概要が説明されていたが、今回、公式HPでの正式リリースとなった。


 ニューヨークオフィス設立の背景と目的について、鹿島は以下のように説明している。

「日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の設立から25年を経て、国内サッカーは競技・事業の両面において大きな変化を遂げた。トップチームにおける強化やユース年代の海外交流に加えて、スポンサーシップや放映権をはじめとするビジネス面においても、グローバル市場とのつながりが活発化している」

「こうした背景を踏まえて、強化・事業両面における情報収集とネットワーキング、グローバル市場におけるマーケティング及びスポンサーセールスの促進、メジャーリーグサッカー(Major League Soccer:MLS)のデジタルマーケティング先進事例調査を主な目的として、米国・ニューヨークにオフィスを設けることとした。クラブ初となる海外オフィス設立を機に、日本やアジアの枠を超えたグローバル市場において、鹿島アントラーズの価値を高めながら、クラブとしてさらなる発展を促進する」

 なお鹿島はMLSについて、以下のように補足説明を記している。

「ニューヨークに本社を置くMLSは、近年、高い競技力と人気を誇るリーグへと成長し、世界のフットボールシーンにおける存在感を高めている。またマーケティングにおいては、デジタル領域の専門家を集めたMLSデジタルを立ち上げるなど、ソーシャルメディアを活用した施策でファンベースを飛躍的に拡大してきた実績がある」

鹿島アントラーズ

昨季、鹿島はクラブW杯で躍進を遂げた [写真]=Getty Images

 ニューヨークオフィス設立にあたって鹿島は、アメリカにおいて各種スポーツマネジメントコンサルティングやアスリートの海外サポート業務等を行っているBlue United Corporation(President & CEO中村武彦氏)と提携すると発表。同社について「MLSのアジア事業を担うと同時に、MLS・北米スポーツ界と日本・アジアスポーツ界の架け橋となり、スポーツ団体・企業やアスリートの海外進出をサポートしてきた実績を有する」と紹介している。

By サッカーキング編集部

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