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横浜FMに9年所属の兵藤慎剛、札幌へ完全移籍「後悔のない終わり方を…」

2017.01.10

札幌への完全移籍が決まったMF兵藤慎剛 [写真]=Getty Images

 横浜F・マリノスに所属するMF兵藤慎剛が、北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍で加入することが決まった。10日に両クラブが発表している。

 兵藤は1985年生まれの31歳。国見高校から早稲田大学へ進学し、2008年に横浜FMへ加入した。以降9年間、同クラブでプレー。2016シーズンは明治安田生命J1リーグで18試合出場2ゴール、ヤマザキナビスコカップ(現・JリーグYBCルヴァンカップ)で8試合出場1ゴール、天皇杯で2試合出場を記録した。


 キャリア通算では、J1リーグで268試合出場32ゴール、ヤマザキナビスコカップ(現・JリーグYBCルヴァンカップ)で57試合出場6ゴール、天皇杯で28試合出場6ゴール、AFCチャンピオンズリーグで4試合出場1ゴールを記録している。

 移籍にあたり、兵藤は横浜FMに対して以下のようにコメントしている。

「大学を卒業してから9年間、トリコロールのユニフォームを着て戦えたことを、心より誇りに思います。今年で32歳を迎えるにあたり、あと何年、現役選手としてプレーできるかを考え、サッカー選手として、後悔のない終わり方をするためにはどうすればよいかを悩み抜き、最終的に移籍を決断致しました。正解はないですし、この判断を正解にできるかどうかは自分次第だとも思います」

「試合に出られない時もファン・サポーターの皆さんが自分を応援してくれたことは、本当に勇気づけられましたし、そのおかげで、気持ちを前向きにすることができ、とてもありがたかったです。これからは対戦相手となりますが、常にマリノスのことを気にかけずにはいられないだろうなと思うと同時に、新たに自分の挑戦を受け入れてくれたクラブを大事にしていきたいと思います」

「チームメイト、スタッフ、会社の皆さん、ファン・サポーターの皆さんをはじめ、今まで自分を支えて下さった方々には感謝の言葉しかありません。9年間、本当にありがとうございました」

 また移籍先の札幌に対しては、以下のようにメッセージを寄せている。

「2017シーズンより北海道コンサドーレ札幌でプレーさせて頂く事となりました兵藤慎剛です。新たな挑戦を受け入れてくれたクラブに感謝しています。チームと一緒に自分自身も成長できるよう頑張ります。J1残留はもとより、一つでも上の順位でシーズンを終え、ファン・サポーターの皆さんと喜びを分かち合えるよう全力で戦いますので、宜しくお願い致します」

By サッカーキング編集部

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