サガン鳥栖からFC東京への移籍が発表されたGK林彰洋 [写真]=Getty Images
FC東京は30日、GK林彰洋をサガン鳥栖から完全移籍で獲得したことを公式HP上で発表した。
林は流通経済大学出身で、プリマス・アーガイルFC（イングランド）とROCシャルルロワ（ベルギー）でのプレーを経て2012年からはJリーグに活躍の場を移している。清水エスパルスから2013年8月に鳥栖へ加入すると、今季は明治安田生命J1リーグ全試合に出場していた。
林はFC東京を通じてコメントを発表し、「このチームの和の強さをより強固なものにしたいですし、それと同様に言い合える厳しさを持った、そんな状況の中で結果を求めたいです。犠牲心、そして個性力と集団力という部分はチームに、そしてサッカーに必要不可欠だと思っています。この雰囲気をチームに浸透できるようにしたいですし、個人としてもチームと共により成長していきたいと思っています。チームの勝利に貢献するために、最後尾の選手として頼れる良い存在となれるように頑張ります。応援よろしくお願いします!」と挨拶した。
また、鳥栖を通じ「サガン鳥栖というチームに関わり、そして多くの愛情を注いで頂いた皆さんへ。この3年半の間、自分の故郷かのように住むことの出来たこの九州の地、本当に大好きです。ザッ！と話してもこの3年半は短く簡潔に説明できるほど簡単なストーリーではありませんでした。九州に来た頃は初めての土地で多少の戸惑いもありました。その中で、大切な人、信頼できる仲間に出会うことができました。もちろん痛い、辛い経験もしました。それによりもっと賢く、もっと知識を深めて色んなことに取り組む大切さも知りました」と、在籍期間を振り返った。
その上で「本当に話したいことは山ほどあります。それだけサガン鳥栖にいた時間は濃かったと、振り返ると思わされます。この経験を自分の糧にして、次のステップへ挑戦したいと思います。ありがとうございました」とサポーターへメッセージを送った。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト