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自身4度目の昇格達成 J1復帰の清水、小林伸二監督が来季も指揮継続

2016.11.22

就任1年目で清水をJ1復帰に導いた小林伸二監督 [写真]=Getty Images

 清水エスパルスは22日、小林伸二監督が来季も引き続きチームを指揮することを発表した。

 小林監督は1960年生まれの56歳。選手時代は1983年から1990年までマツダSCでプレーした。1991年に指導者へ転身し、マツダSCやサンフレッチェ広島でコーチやユース監督などを歴任。2000年にアビスパ福岡のサテライトチームで指揮官を務めた後、2001年6月からは大分トリニータを率いた。2002年にJ2リーグ優勝とJ1リーグ昇格を果たしている。


 以降、2004年から2006年4月まではセレッソ大阪の監督、同年9月から12月まではV・ファーレン長崎の強化部長兼アシスタントコーチを担当。2007年にアビスパ福岡でチーム統括グループ長を務め、2008年からはモンテディオ山形の指揮官となった。就任1年目にJ2で2位に入ってJ1昇格を達成。同クラブでは2011年まで指揮を執り、2012年からは徳島ヴォルティスを率いた。同クラブでは就任2年目の2013年にJ2で4位に入り、プレーオフを勝ち抜いてJ1昇格を達成した。

 そして今季、清水の監督に就任。1年でのJ1復帰を目指す“オリジナル10”の再建を託された。しかし、開幕4試合で1勝2分け1敗と波に乗り切れず、リーグの折り返しとなる第21節終了時点では首位と11ポイント差の6位に。昇格プレーオフ圏付近の順位を推移する時期が長かったが、第33節の松本山雅FC戦で上位対決に敗れた後、驚異的な追い上げを見せた。第34節から最終節まで9連勝を果たし、第33節終了時に追い抜いた3位松本を振り切って2位フィニッシュ。見事に1年でのJ1復帰を果たした。小林監督にとっては、自身4回目となるJ1昇格だった。

スポナビライブ

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