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激闘の“神奈川ダービー”で劇的決勝弾! 小林悠「自分が決めると信じていた」

2016.09.25

川崎フロンターレでプレーする小林悠(写真は8月27日の柏戦) [写真]=Getty Images

 2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第13節が25日に行われ、川崎フロンターレ横浜F・マリノスが対戦。セカンドステージ3位の川崎と4位の横浜FMによる“神奈川ダービー”は、3-2で川崎が勝利を収め、明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ出場を決めた。

 川崎は14分に狩野健太のゴールで先制すると、84分には三好康児が追加点をマーク。だが、試合中に川崎GK新井章太が負傷した影響で9分間と提示された後半アディショナルタイムに試合が大きく動く。


 まずは後半アディショナルタイム4分、横浜FMが右サイドから仕掛け、シュートのこぼれ球に反応した中町公祐が1点差に詰め寄るゴールを奪う。さらに同8分、相手のミスからボールを奪った齋藤学がGKをかわしてエリア内左から折り返したボールを伊藤翔がゴール左上に蹴り込み、横浜FMが土壇場で試合を振り出しに戻した。

 だが、諦めない川崎は同10分、右CKのこぼれ球を田坂祐介が折り返すと、ゴール前の小林悠がヘディング。これがゴール右に決まり、スコアは3-2に。このままタイムアップを迎え、川崎が壮絶な打ち合いを制した。

 値千金の決勝ゴールを決めた小林は試合後、「自分が決めるしかないと思っていましたし、自分が決めると信じていました。その結果がゴールにつながって良かったです」とコメント。

 この日はFW大久保嘉人が出場停止のためワントップを務めたが、「嘉人さんの分もっていう気持ちはありましたし、今日は絶対自分が決めなきゃいけないと思っていたので、ゴールできて良かったです」と、強い気持ちが得点に結びついたと振り返った。

 チームはこれで年間首位の座をキープするとともに同3位以内が確定し、クラブ史上初となるチャンピオンシップ出場を決めた。「1試合1試合、サポーターも含めて全員で戦った結果だと思いますし、優勝目指して頑張りましょう」とサポーターに呼びかけた小林は、「自分たちがやっていることを信じて、勝つことだけを信じて、1試合1試合やっていきたいと思います」と次戦以降への意気込みを語った。

 川崎は次節、10月1日にアウェーでヴィッセル神戸と対戦する。

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