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貴重な追加点はJ1通算98ゴール目! 浦和FW興梠「今年で100ゴールを」

2016.09.25

広島戦でチーム2点目をマークした浦和FW興梠慎三(右) [写真]=清原茂樹

 2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第13節が25日に行われ、浦和レッズサンフレッチェ広島が対戦。セカンドステージ首位に立ち、年間順位でも首位川崎フロンターレと2ポイント差の2位につける浦和が3-0で快勝した。

 試合は広島が押し気味に進める中で32分にPKを獲得。しかしこれをFWピーター・ウタカが失敗すると、直後の34分に浦和がカウンターから相手DFのオウンゴールで先制に成功する。後半も多くのチャンスを作り出したのは広島だったが、浦和は50分にFW興梠慎三、60分にMF高木俊幸が追加点をマーク。数少ない決定機を確実にモノにし、勝利を収めた。


 貴重な追加点でJ1リーグ通算ゴール数を「98」に伸ばした興梠は、「今年で100ゴールを目指してやってきましたし、なにより浦和でタイトルを取るためにやってきました。毎年残り5節が大切と常々言ってきたので、なんとか今日、1勝できてよかったと思います」と、大台に近づくゴールとチームの勝利を喜んだ。

 また、今季リーグ戦初ゴールを記録した高木は、「ようやく取れました。去年、広島さんには悔しい思いをさせられたので、その気持ちを晴らせて本当にうれしいです」と喜びのコメント。

「大きな声援をもらって、本当に力になりました。もうこれは優勝に向かっていると思います。このまま勝ち続けて優勝しましょう。次も一緒に戦ってください」とサポーターに呼びかけた。

 そして、再三のピンチを好セーブで凌いだGK西川周作は、「今日は本当にレッズの試合を楽しむことができました」と笑顔を見せると、ウタカが失敗したPKについて、「僕が止めたというよりも、後ろの力強いサポーターがプレッシャーをかけてくれたと思うので、みんなで止めたPKだと思います」とサポーターに感謝。

「今日はなんとしてもシャットアウトしたかったですし、鉄壁の守りというところをピッチの上で証明したかったので、シャッターをおろせて良かったです。僕たちは一つ一つ勝つだけなので、いつもどおり楽しんでやりたいと思います」と再び満面の笑みを浮かべ、残り4試合へ向けた意気込みを語った。

 次節、浦和はホームでガンバ大阪と対戦する。

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