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中村憲剛が芸人・又吉と対談 「さんまさんはボランチ」発言に驚き

2016.09.16

又吉(左)と中村(右)はともに35歳。対談は「同い年?」という会話からスタートしていく [写真]=岩本良介

 現在、明治安田生命J1リーグで首位を走る川崎フロンターレ。キャプテンとしてチームをけん引するMF中村憲剛が、「以前から会いたかった」というお笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんと対談を行った。

 サッカー経験を持つ又吉さんが「憲剛さんは独特のポジショニングをしていると思うんですけど、それはどうやって築いていったんですか?」と問いかけると、中村は「『ぶつからないためにはどうするか』というポジショニングを取って、それが成功していくうちに『俺はこれで生きていこう』と思って」と答え、試行錯誤を繰り返しながら今のプレースタイルを確立したと語った。


 又吉さんの「もしかしたら、ボランチというポジションは(明石家)さんまさんに近いんかもしれないですね」という発言には、中村も「え!? さんまさん? さんまさんは、エースストライカーだと思っていたんですけど」と驚いた様子。初めは緊張していたが、「意外と仲が悪いコンビって多いんですか?」とストレートな質問をぶつけたりと、又吉さんと絶妙な掛け合いを繰り広げ、トークは大いに盛り上がった。

 最後はお互いの今後について語り合い、中村は「現役を長く続けたい気持ちは間違いなくあります。まあ、カズさん(三浦知良/横浜FC)を超えるのはちょっと無理かもしれないですけど」と現役へのこだわりを見せた。

「特に今はいろいろなものが見えてきて、一番面白いかもしれない」(中村)

 先月25日に行われた日本代表メンバー発表会見で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「川崎の35歳」をトップ下の「バックアップメンバーとして用意している」と明言。これに該当するのは中村に他ならず、本人も「代表の試合の見方も明らかに変わった」と話す。「もう代表には縁がないものかと思っていたけど、代表への世界観というか、関わり方は変わった」と代表復帰への意欲も再び高まった。

 今回の対談は「サッカーキング」にて全10回の短期集中連載として掲載中。35歳になった今でも存在感を放つ中村憲剛が何を考えているのか。又吉さんとの会話の中で、それが少し分かるかもしれない。

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