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名古屋が声明「残り8試合に向けて」 新指揮官と闘莉王加入で降格回避へ

2016.08.27

低迷する名古屋グランパス。新指揮官の就任とDF闘莉王の復帰は、チームを降格から救えるか [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 2016明治安田生命J1リーグで降格圏の16位に沈む名古屋グランパスが27日、残りのシーズンへ向けて声明を発表した。

 名古屋は現在、年間順位で降格圏内の16位。15位のヴァンフォーレ甲府とは勝ち点7の差があり、残り8試合の時点で厳しい状況に追い込まれている。23日には続投を宣言していた小倉隆史GM(ゼネラルマネージャー)兼監督の休養が発表され、アシスタントコーチを務めていたボスコ・ジュロヴスキー氏が後任に就くことが決まった。さらに26日には、昨シーズン限りで退団していた元日本代表DF田中マルクス闘莉王の復帰も決まり、心機一転残留へ向けた戦いに挑む。


 27日、名古屋は公式HP上で「残り8試合に向けて」と題し、代表取締役社長を務める久米一正氏の声明を発表。「ここのところメディアでは、グランパスに関する様々な報道がなされています。ファン・サポーターの皆さまをはじめ、パートナーの皆さまなどクラブを応援していただいている皆さまには大変なご心配とご迷惑をおかけしており、深くお詫び申し上げます」などと一連の騒動に関して謝罪した。

 その上で「今後、リーグ戦では残留に向けて一つも無駄にできない試合が続きます。クラブとしては、何としてでもJ1残留を達成するため、死に物狂いで闘ってまいります」と決意表明し、「引き続き、熱いご声援でJ1残留に向けてチームを後押しくださいますよう、よろしくお願いいたします」とサポーターに向けてメッセージを送っている。

 名古屋は27日にセカンドステージ第10節で、FC東京をホームに迎える。なお、闘莉王は28日から合流することになっており、同試合には出場しない見込みだ。

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