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広島FW浅野拓磨が自主トレーニングを公開

2016.05.30

[写真]=NIKE

インタビュー=松岡寛人 写真提供=NIKE

 1月のアジア最終予選、リオデジャネイロ行きの懸かった戦いで2ゴールを挙げ、チームを勝利へ導いた浅野拓磨。その後度重なる脚のケガに見舞われ離脱を余儀なくされたが、ポジティブにトレーニングを続け自分自身と向き合った日々が彼を成長させた。


――1月のアジア最終予選以来の代表復帰となった5月11日のガーナ戦で再スタートを切りました。
浅野拓磨(以下、浅野) チームとしては結果的に勝利することができましたが、個人的には試合勘を取り戻しながらのプレーでしたし、課題の多いゲームになりました。まずボールを失う回数が多かったですね。判断のスピードと質を上げていかなければならないと感じました。これは普段広島でプレーしている時から課題に感じている部分です。あとは前線のコンビネーションでもっと周りをうまく使えれば良かったなと。ドリブルで何回かチャレンジしましたが、ワンタッチで簡単にさばくべきシーンもあったと思います。

――収穫よりも課題が残ったゲームであったと?
浅野 そうですね。裏への意識は常に持っていましたが、自分のスピードを生かせる場面が少なかったと思います。裏に抜け出すのか、ボール受けて仕掛けるのか、という使い分けがうまくできていませんでした。ただ、自分の中で課題がはっきりとしたという点ではプラスにとらえています。

――3月に負傷離脱し、プレーできない焦りもあったかと思います。
浅野 ケガをしてしまったことを悔やんでも仕方がないので、そこでネガティブになることはなかったですし、自分のやるべきことをやろうと思いました。離脱中もトレーニングは欠かさず続けていて、特に筋力と体幹トレーニングにじっくり時間をかけていました。あとは試合の映像をゆっくりと見返しながらピッチに戻った時のイメージを膨らませていましたね。ボールにこそ触れていなかったですけど、すごくいい過ごし方ができたのかなと思っています。

浅野拓磨

――リオでの戦いに向けて、残りの期間でどのような準備をしていく予定ですか?
浅野 小さい頃から目標にしていた大会がもう目の前まで来ているので、必ずメンバーに入れるよう一日一日を全力で過ごしていくつもりです。クラブ、代表関係なくすべての試合でゴールという結果を残してアピールしていきたいですね。

――では最後に、意気込みをお願いします。
浅野 メンバーに入ることができたら、自分が活躍している姿を日本の皆さんに見せられるように頑張りたいと思います。自分のスピードをしっかりと生かして、裏への抜け出しであったり仕掛けの部分で前への姿勢をどんどん出していきたいです。

By サッカーキング編集部

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