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決勝点の大久保、敵地勝利は「気持ちいい」…中村との連携にも自信「相手DFは絶対に嫌」

2016.04.29

 2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第9節が29日に行われ、川崎フロンターレはアウェーでガンバ大阪と対戦し、1-0で勝利を収めた。

 決勝ゴールを決め、J1通算ゴール数を162ゴールに伸ばしたFW大久保嘉人は「今日はキツかった」と率直に述べ、足がつるほど攻守に奮闘した試合を振り返った。


 川崎は昨季までのG大阪の本拠地・万博記念競技場での過去11戦で、3分け8敗と勝ち星がなかった。初のアウェーゲーム勝利に「アウェーで1-0は気持ちいいですね」と喜びを噛み締めた。

 前節の浦和レッズ戦に敗れたことで、川崎は再び首位を追う立場となった。逆転での優勝に向けては「1試合1試合大事に」戦っていく必要があり、ベストな試合内容ではなくても「勝てたことが大きい」と話した。一方で「今日は今日のことで忘れて、次に行かないと。優勝するにはまた勝たないといけないので、そこをどういう気持で入れるかが重要」と次戦に目を向けている。

 また、この試合ではMF中村憲剛がトップ下の位置に入った。これについては「憲剛さんがあそこに入ったことで、すごく距離感が近い」とプレーしやすかった回想。「自分が下がれば憲剛さんが上がってきてくれて、僕が憲剛さんに当てて、そこからゴール前に入れる。だから、よりゴール前のチャンスが増えるんじゃないかな。相手DFは絶対に嫌だと思う」と自身が相手にとってより脅威な存在になれるという。

 ファーストステージは残り8試合。「粘り強くやれていますけど、まだまだです。真価を問われるのはこれからだと思う」と逆転優勝に向け、改めて気を引き締めた。

By サッカーキング編集部

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