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【予想スタメン】GK六反復帰で守備に改善の兆し…15位に沈む仙台が5戦ぶりの白星を狙う

2016.04.22

先発出場が濃厚の仙台GK六反 [写真]=Getty Images

ヴィッセル神戸 レアンドロは今節も欠場が濃厚も、若手の台頭に期待

 公式戦6試合負けなし。20日のナビスコ杯大宮アルディージャ戦では先制点を許したものの、後半には渡邉千真のゴールで同点に。相手のミスを逃さない勝負強さがチーム全体に出てきた点は評価できる。また、大宮戦ではスタメンの小林成豪、途中出場の前田凌佑、増山朝陽、松村亮ら若手の活躍も目立ち、ネルシーニョ監督も試合後の会見では「(途中で入った3人について)それぞれの選手が持っている特長をチームのために出してくれていた」と好評価を与えている。レアンドロや小川慶治朗ら主力をけがで欠く中、若手の台頭がチームに勢いをもたらしているのはプラス材料と言えるだろう。


 とはいえ、ややメンバーを落としてきた大宮に対して、指揮官が「選手たちに気の緩みがあったのかは定かではないが、前半45分は集中力を欠き、受け身になっていた」と振り返ったように、無意識ながら相手に合わせてしまう傾向もある。けが人の多い仙台に対して“悪いクセ”が出ないようにしたいところ。集中力の低下は決定力の低下にもつながるので注意したい。

 また、守備面でも大宮戦では両サイドバックが攻撃参加した後の裏のスペースをカウンターで崩されるシーンがあっただけに、そのスペースのケアは今節でも重要になる。大宮戦では守護神キム・スンギュの好セーブに助けられた部分もあっただけに、中3日でどこまで守備を修正できるかも一つのポイントになるだろう。(totoONE編集部)

■神戸予想スタメン
4-4-2
GK
キム・スンギュ
DF
高橋峻希
岩波拓也
伊野波雅彦
相馬崇人
MF
小林成豪
三原雅俊
藤田直之
渡邉千真
FW
ペドロ・ジュニオール
石津大介

ベガルタ仙台 攻撃面の課題は深刻だが、カップ戦で六反と金久保が復帰

 J1リーグ戦で4連敗と、仙台の苦しい状態は続いている。ナビスコ杯の方では4戦無敗と好調なのだが、リーグ戦の方の成績が良くないと、まだ強豪ではない仙台の場合はサポーターもナーバスになる危険性がある。流れを変えるためにも、敵地ながら勝利が欲しい。

 リーグ戦では3試合連続で3失点を喫している守備も立て直しが必要だが、20日のナビスコ杯アビスパ福岡戦では無失点でドローと、改善の兆しが見える。むしろ、攻撃の方が深刻で、今季はどの公式戦でもまだ複数得点がない。守備が落ち着かない時に得点で落ち着かせたり、相手に先制されても取り返したり、という安心感を得るためにも、攻撃陣の爆発が待たれる。

 その攻撃陣に負傷者が多いことも痛い。梁勇基の復帰も待ち遠しいが、金園英学に続いてハモン・ロペスも体調を崩している状態だ。コンディションを回復させなければならない。

 一方、その負傷者や体調不良者が出た中で、代わってチャンスを得た選手が、連敗という苦しい経験の中でも逞しさを身につけている。ナビスコ杯で活躍したキム・ミンテら若手選手は、先発でなくても出場機会を得ればエネルギーを発散させてくれるはずだ。

 そして、ナビスコ杯福岡戦で、六反勇治と金久保順が実戦に復帰した。まだ100%の状態ではないものの、心強い存在だ。ウイルソンも復帰が近い状態で、彼ら復帰選手と、元神戸の野沢拓也、杉浦恭平の奮起に期待したい。(totoONE編集部)

■仙台予想スタメン 
GK
六反勇治
DF
大岩一貴
平岡康裕
渡部博文
石川直樹
MF
金久保順
富田晋伍
三田啓貴
奥埜博亮
FW
野沢拓也
ウイルソン

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