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「五輪に出場したい」…広島MF野津田岳人、新潟へ期限付き移籍

2016.03.29

新潟への期限付き移籍を決断した野津田岳人 [写真]=Getty Images

 サンフレッチェ広島のFW野津田岳人が、アルビレックス新潟へ期限付き移籍で加入することが決まった。移籍期間は2016年4月1日から2017年1月31日まで。29日に両クラブが発表した。

 野津田は1994年生まれの21歳。広島の下部組織出身で、2012年にトップチーム昇格を果たした。昨シーズンは明治安田生命J1リーグで19試合出場4ゴール、ヤマザキナビスコカップで5試合出場2ゴール、天皇杯で3試合出場2ゴールを記録している。


 年代別の日本代表にも名を連ねている野津田。今年1月にカタールにて行われたAFC U-23選手権2016(リオデジャネイロ・オリンピック アジア最終予選)のU-22代表メンバー招集も有力視されていたが、昨年12月10日のFIFAクラブワールドカップ、オークランド・シティ戦で負傷。右ひざ内側側副じん帯損傷で全治8週間と診断され、欠場を余儀なくされた。

 期限付き移籍にあたり、野津田は所属元の広島に対して以下のようにコメントしている。

「このたび、アルビレックス新潟に期限付き移籍をすることになりました。今回の移籍は、自分自身の中でもとても難しい決断でした。本当に悩みましたが、やはり試合に出て活躍し、目標でもある五輪に出場したいという気持ちが強く、この決断に至りました」

「これまで育ってきた広島を離れるのは、つらいものがあります。ただ、自分がさらに成長するために決断しました。新潟では、広島で培ってきたものを前面に出して、頑張りたいと思います。チームメイト、監督、スタッフ、サポーターの皆さん、広島でお世話になった方々には、感謝してもしきれないくらいです。僕も広島とサンフレッチェが、本当に大好きです。これからもこのクラブで培ってきた誇りを胸に戦い、さらに強くなって必ず帰ってきます。ありがとうございました」

 移籍先の新潟に対しては、「このたび、サンフレッチェ広島から期限付き移籍することになりました野津田岳人です。少しでも早くアルビレックス新潟の力になれるように、全力で戦います。応援をよろしくお願いいたします」と、抱負を語っている。

 なお、野津田は期限付き移籍期間中、広島との公式戦には出場できないことが併せて発表されている。

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