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ホームの観衆を沸かせる芸術ヒール弾…柿谷「僕自身もびっくりした」

2016.03.12

決勝ゴールを決め、チームの3連勝に貢献した柿谷 [写真]=白井誠二

 約1年8カ月ぶりにホームへ帰ってきたセレッソ大阪FW柿谷曜一朗が芸術的なゴールで観衆を沸かせた。

 C大阪は12日、2016明治安田生命J2リーグ第3節でザスパクサツ群馬と対戦。先発出場の柿谷はスコアレスで迎えた59分、ペナルティエリア内中央でリカルド・サントスの落としを受けると、右足トラップから左足ヒールで蹴り込み、先制のゴールネットを揺らした。「僕自身もびっくりしたし、うまく入ってよかった」と振り返る技ありヒール弾で、前節水戸ホーリーホック戦での復帰後初得点に続く2試合連続ゴールを獲得。開幕から3試合連続となる1-0の勝利に貢献した。


 2014年7月以来のキンチョウスタジアムで、「本当に僕たちの力になっている」と改めてサポーターの応援の力を実感した柿谷は、「たくさんのお客さんが入ってくれたので、勝ちという結果で終われたことは嬉しい」とホーム開幕戦での白星を喜んだ。

 群馬との2連勝同士の対決を制してチームは開幕3連勝。今季好スタートを切ったが、柿谷は冷静にJ1昇格に向けて意気込みを語る。

「連勝は意識せず、1試合1試合を大切に戦って勝ちを積み上げていきたいと思う。この1年で必ずJ1に上がるという強い気持ちを持って、1試合1試合を戦っていきたい」

 C大阪は次節、20日に敵地でモンテディオ山形と対戦する。

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