2016.02.26

【予想スタメン】昨季1st王者の浦和、柏との開幕戦で好スタートを切れるか

24日のシドニーFC戦は2-0で勝利を収めた [写真]=Getty Images
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■柏レイソル 守備に課題も攻撃のバリエーションは豊富

 柏には大きな変化があった。まず、吉田達磨監督が1年限りで退任となり、今季からはブラジル人のミルトン・メンデス監督が指揮を執る。さらに工藤壮人、鈴木大輔、菅野孝憲、キム・チャンス、クリスティアーノと、昨季のレギュラークラス5選手が移籍し、選手の入れ替えも多数行われた。

 Jリーグ初采配となるメンデス監督の手腕は未知数で読めない部分が大きいが、最大の懸念材料は主力選手の移籍だ。中村航輔の復帰と鎌田次郎の移籍加入こそあったものの、鈴木、菅野と柏守備陣の柱だった二人が抜け、ちばぎんカップの千葉戦で3失点したことで、より守備の不安は募っている。また、昨季二桁ゴールを挙げた工藤とクリスティアーノに代わって誰がネットを揺らすのかという攻撃の問題もある。

 ただ、ネガティブな要素だけではない。昨季はけがで思うような働きができなかった大津祐樹は今季に懸けるモチベーションが高く、絶好調の状態で開幕を迎えようとしている。さらに2月に入り、スポルティング(ポルトガル)から田中順也が復帰。大津、エデルソン、D・オリヴェイラ、武富孝介に田中を加えた攻撃の駒は非常に豊富だ。しかもメンデス監督はスピーディーな攻撃を志向し、ゴール前の迫力と球際の厳しさを強く求めるとあって、昨季のチームには希薄だったシュート、クロス、カウンターの意識は格段に増している。守備面では前線から積極的にプレスを仕掛け、球際では激しくボールを奪いにいく。

 昨季のポゼッションに、インテンシティの強いサッカーを融合させたスタイルで、開幕の浦和戦に挑む。(鈴木潤)

■柏予想スタメン
4-2-3-1
GK
中村航輔
DF
伊東純也
増嶋竜也
中谷進之介
輪湖直樹
MF
秋野央樹
大谷秀和
エデルソン
茨田陽生
大津祐樹
FW
D・オリヴェイラ

■浦和レッズ 的確な戦力補強で過密日程を乗りきれるか

 元々、明確な方向性でスタイルを築くことで知られる指揮官が5年という時間をかけて整備を進めているため、チームの成熟度はリーグでも屈指のレベルにある。

 また、組織としての練度を高めると同時に、素材そのもののベースアップ、つまり戦力補強も的確に進めている。例えば、2年前は興梠慎三を欠くだけでチーム戦術が機能しなくなるといったアンバランスな状況だったが、昨季にズラタンを獲得したことでその問題も解消。特定の個人に過度に依存する体質は間違いなく改善されている。

 今季も昨季の状況を考慮して戦力増を試みたが、そのなかでも特に大きいのは遠藤航の獲得だ。浦和はディフェンスライン、ボランチの選手層が懸念材料となっていたが、高いレベルでボランチ、ディフェンスラインの仕事をこなせる遠藤が入ったことで、選手起用に幅ができた。今季初戦となったACLのシドニーFC戦ではさっそくデビューを飾ったが、その時はボランチとして途中出場し、わずかな時間でさっそく片鱗をのぞかせた。

 一方、不安材料となるのは休養期間の短さ。シーズン開幕が例年より早い中、浦和は元日の天皇杯決勝まで戦ったため、2週間程度のオフしかなかった。キャンプではそのことも考慮しながら1年間戦うためのフィジカル作りを行ったが、実際にコンディションを保てるかどうかは蓋を開けてみないとわからない。

 そして、そういった状況の中、浦和はACLにも参戦するため過密日程を強いられる。昨季もACLとリーグを平行して戦いながら1stステージ制覇という結果を出したが、そのパフォーマンスを継続できるか。

 また、昨季に継続して取り組んだ「ゲーゲンプレス」にもチャレンジを続ける。この戦術は機能すれば破壊力が高いが、質が伴わなければハイリスクな戦い方でもある。体力の消耗とともにリスクも高まるスタイルでもあるので、通年で機能させられるかどうかは注目ポイントになるだろう。(totoONE編集部)

■浦和予想スタメン
3-4-2-1
GK
西川周作
DF
森脇良太
那須大亮
槙野智章
MF
関根貴大
柏木陽介
阿部勇樹
宇賀神友弥
梅崎司
武藤雄樹
FW
ズラタン