2016.02.20

佐藤寿人とのアベック弾を喜ぶ“新10番”浅野…PKは「自分の間に持ち込めた」

背番号「10」をつけてジャガーポーズを見せた浅野拓磨 [写真]=兼子愼一郎
サッカー総合情報サイト

 「富士ゼロックススーパーカップ2016」が20日に日産スタジアムで行われ、サンフレッチェ広島はガンバ大阪が対戦し、3-1で勝利を収めた。試合後、広島のFW浅野拓磨が取材陣のインタビューに応じている。

 ベンチからのスタートとなった浅野は、53分からFW佐藤寿人に交代して出場からわずか4分後にPKを決めた。試合を振り返って、「今シーズン最初の試合でしたし、タイトルもかかっていたので、今日は絶対に勝っていいスタートを切りたいと思っていました。まずは今シーズンのスタートとして勝利で始めることができたのは今後にもつながるのかなと思います。個人的にもPKを譲ってもらって、ゴールを決めて勝利ができたというのは今後の自信にもなって良かったです」と、今季初の公式戦で勝利できたことを喜んだ。

 PKのキッカーを務めた理由については「カシくん(柏好文)がPKを獲得して、自分は蹴りたいと思っていた。監督と顔を合わせたりとか、『自分行っていいですか?』というジェスチャーを出して、大丈夫と言ってくれたので。キャプテン(青山敏弘)にも『僕行っていいですか?』って聞いて、いいよと言ってもらえたので蹴らせてもらいました。貪欲にこれからも恐らくPKがあれば蹴りに行きたいとは思っています。チームのみんなが優しくて良かったです」と、経緯を明らかにした。

 豪快に蹴りこんだ自身のキックについては、「自分の間に持ち込むことができたのかなと思います。コースを狙うというよりは力強く蹴ったので、どこにいったかというのがあまり見えていなかったですけど、顔を上げた時にネットが揺れていたので、やったと思いました。PKは狙うというよりは、力強く蹴るということを意識してやっています。自信を持って蹴ることが大事だと思うので、そこは今まで通り蹴れたのかなと思います」と話し、自信を持って決めることができたと話した。

 今季から背番号「10」をつけることになった浅野。新背番号を背負って初めて臨んだ公式戦だったが、その思いを問われると、「色々感じるものはありますけど、特に今までとやるべきことは変わらないのかなと思います。僕は今まで通り目の前のチャンスに向けて100パーセントでプレーするっていうことを意識して今日もプレーできたと思う。チャンスはもっとありましたし、まだまだ今後の課題が多く残ったのかなと思います」と謙虚に答えた。

 昨季同様にこの試合でもベンチスタートとなったことについては、「自分は今までもそうですし、これからもスタートから出る気持ちを常に持っていますし、そこを目指して日頃頑張っていかないといけないかなと思っています。チームが勝つために色々な考えがあって、自分に与えられた役割をまずは100パーセント果たすんだということを考えていつもやっている。今年もたくさん試合があってどういう状況で試合に出るかはまだ分からないですけど、まずは与えられたことに対して常に100パーセントでプレーできればいいのかなと思います」と、スタメン奪取への強い思いを滲ませた。

 広島サポーターが今年初の新しいチャントを作ってくれていたことを問われると、「本当ですか? 俺、聞いてないです。グラウンドにいなかったのかな。いつですか?」と逆に記者に質問。ゴール後だったと聞かされて、「聞いていなかった。周りの声が聞こえていなかったのかもしれないです」と、残念がった。

 ゴール後の恒例となっている“ジャガーポーズ”についても言及し、「取った瞬間はあんまり自分の中では意識化されていないので。青くんが『やれ、やれ』って言ってくれてやっと思い出した感じだった。言ってくれて『あ、そうや』っていう感じでやりました」と、主将の青山の助言があったことを告白した。

 また、今季最初の公式戦でFW佐藤寿人とのアベックゴールを達成。「そういえば今日一緒に決めた試合やなと思いました。何か自分の中で感じるものがありましたけど、そういう試合を増やしていければいいかなと思います」と、憧れの先輩と揃って得点を挙げられたことを喜んだ。

 最後に、「広島としては、1年目、2年目でACLを経験していて、でも出られたのは2年目だけ。やっぱりアジアでの戦いっていうのはJリーグとまた違った強さだったり、感じるものはたくさんありました。それを今まで経験できている分、自分にとってはいいのかなと思います。やってみないと相手がどうっていうのは分からないですけど、アジアの戦いはオリンピックの予選でも経験できてきるほうだと思います。クラブW杯でも経験することができましたし、色々な雰囲気に飲み込まれず、自分の持っているものを出すだけ。それができたら、結果は出てくると思うので、目の前のことに対していつも通り100パーセントでやっていければいいと思います」と、23日に初戦を迎えるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)への意気込みを語った。

 広島は23日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第1節山東魯能戦、27日には2016明治安田生命J1リーグファーストステージ第1節川崎フロンターレ戦をともにホームで迎える。

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