今シーズンからJ3のカターレ富山でプレーする衛藤裕
Jリーグプレスカンファレンスが18日に都内で行われ、今シーズンからJ3のカターレ富山でプレーする背番号10の衛藤裕が意気込みを語った。
カターレ富山は三浦泰年新監督のもと、1月18日に今シーズンの練習をスタートさせた。
2月1日から15日まで実施した高知キャンプではフルピッチでの練習に取り組んだ。キャンプ終盤には愛媛FCやファジアーノ岡山、仁川ユナイテッドFCと対戦し、選手同士の連係や戦術の浸透度を確かめた。衛藤は高知キャンプをこう振り返る。
「キャンプでは僕自身、ゲーム3試合に出て、90分間プレーしました。それだけ試合に出るのは久しぶりでしたし、最後の試合は内容も良かったです。体も動いています」
三浦新監督はパスをつなぐ攻撃的なサッカーを目指し、ミーティングや練習を通じてその方向性を選手たちに伝えてきた。フィールドプレーヤー最年長で経験豊富な衛藤もチームの現状に手応えを感じている。
「チームはボールを大事にするサッカーを目指しています。トレーニングマッチではボールに触れたり絡んだりする回数が多かったですし、パスもうまくつなぐことができました」
2月24日発売の『Jリーグサッカーキング』カターレ富山特集号では、衛藤がカターレ2年目の北井佑季と対談を実施した。実戦形式の練習をこなしていく中で北井との連係にも磨きがかかっているという。
「北井の持ち味はやはりドリブルです。あのドリブルはチームの武器になると思います。なるべく高い位置で北井がドリブルできるように、うまくパスを出していきたいですね」
カターレの開幕戦は、3月13日にアウェーで行われる鹿児島ユナイテッドFC戦。その翌週の3月20日には福島ユナイテッドFCをホームに迎える。
今シーズンの目標は「J2昇格、それだけです」と語った衛藤の表情には揺るぎない自信が満ち溢れていた。
By サッカーキング編集部
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