2016.02.07

高校での経験が決勝弾に…磐田ルーキー小川「教えが頭をよぎった」

小川航基
静岡ダービーで決勝ゴールを挙げた磐田FW小川航基 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
サッカー総合情報サイト

 ジュビロ磐田は、6日に行われた2016Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップの鹿児島ラウンド第2戦で、清水エスパルスと対戦し、1-0で“静岡ダービー”を制した。試合後、決勝ゴールを挙げた磐田FW小川航基が記者団の取材に応じた。

 今季からJ1に復帰する磐田と、初のJ2降格となった清水。すれ違った2クラブによるダービーマッチの勝敗を決めたのは桐光学園(神奈川)から磐田に加入したルーキーの小川だった。

 スコアレスで迎えた81分、小川はFW齊藤和樹との交代でピッチに送り出されると、いきなり躍動する。89分、MF荒木大吾がペナルティエリア内左に抜け出して、深い位置からマイナスの折り返し。この時、エリア内にいた小川は「最初はマイナス方向に入ろうと思ったんですが、高校時代の教えが頭をよぎった」という。その言葉どおり、ニアサイドに飛び出し、右足で合わせて値千金の決勝ゴールを奪った。

「自分はマイナスに止まって受けたがる傾向が強くて、そこで綺麗にフィニッシュする形というか、自分が決めるためだけの動きが本当に多かった。なので、常日頃からニアに潰れること、周りに点を取らせる動きについて言われていたんです」と“教え”について話すと、1月に戦ったばかりの第94回全国高校サッカー選手権大会での経験を振り返る。

「高校選手権で言うと、(2ゴールを挙げた)長崎南山戦(2回戦/1月2日)でニアに入ったんですけど、その試合の前半にも『ニアに入れって言ってるだろ!』と強く言われた。その言葉がよぎってニアに飛び込んでやろうと思ったらボールが来ました」

 さらに試合前には、高校時代の経験を思い出させるきっかけがあったという。「実は(高木)和道さんから『いいFWはそういうところを狙っている』と試合前に言っていただいて、『そういうFWは厄介だ』とも教えていただいたんです。経験ある人の話は心強いし、納得できる。いろいろな選手を見てきていると思うので、そういう部分も意識していました」と、Jリーグで戦ってきた35歳ベテランDFからの後押しを明かした。

 先輩の言葉によって引き出された高校での経験をゴールに繋げた小川は、「個人的にはホッとしたという気持ちが一番大きいですね。FWとして3試合も4試合も点を取れていないのはありえないので、本当に不甲斐なかった。このキャンプ中は何がいけないのかをずっと考えてきたので、どんな形であれ、今日決めることができたのは良かったです」と結果を残せたことに安堵。

 そして、その活躍を胸に「開幕戦でゴールを決めたいですし、そのためにはピッチに立たなければいけない。ジュビロにはゴールを決めるという部分で素晴らしい先輩方がたくさんいらっしゃるので、歴代にそういう選手がいると燃えますし、やっぱり自分の名をもっと知ってもらいたい。開幕から結果を出したいという意識はすごく強くて、そのためには他人とは違うものというか、練習中から光るものを出していかなければいけないので、もっとアピールしたいと思います」とJリーグでのデビューと初ゴールに向けて意気込んだ。

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