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好セーブ連発で決勝進出に貢献…MOMのG大阪GK東口「紙一重でした」

2015.11.28

準決勝のMOMに選出されたG大阪GK東口 [写真]=野口岳彦

 明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ(CS)準決勝が28日に埼玉スタジアム2002で行われ、年間3位のガンバ大阪が延長戦の末に3-1で、同2位の浦和レッズを破り、CS決勝進出を決めた。

 試合は、G大阪が47分にMF今野泰幸のゴールで先制するが、72分にFWズラタンの得点で浦和に同点とされて90分を終え、延長戦に突入。すると118分、G大阪はDF丹羽大輝のバックパスが左ポストを叩くピンチとなったが、こぼれ球をGK東口順昭が繋ぎ、最後はDF藤春廣輝がボレーシュートを決めて勝ち越しに成功した。さらに延長後半アディショナルタイム1分には、パトリックがダメ押しゴール。G大阪が3-1で勝利を収め、決勝進出を果たした。


 好セーブを連発しマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された東口は試合後、「集中して、ディフェンスラインとしっかり連携して守れたと思います」と振り返ると、118分のシーンについては、「紙一重でしたけど、サッカーはああいうところで決まるので、GKとしての役割を果たせたと思います」とコメント。延長戦終了間際に決着がついたが、PK戦も考えていたという同選手は、「PK戦も自信はあったんで、どちらでもよかったです」と語った。

 勝利したG大阪は、史上5クラブ目のリーグ連覇に向けて、決勝で年間1位のサンフレッチェ広島と対戦。東口は「広島も強いんでしっかり準備して行きたいと思います」と意気込みを語った。

 なお、決勝の第1戦は12月2日にG大阪のホームである万博記念競技場で、第2戦は同5日に広島ホームのエディオンスタジアム広島で行われる。

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