U-22日本代表時代の比嘉祐介(写真は2012年のもの) [写真]=Getty Images
横浜F・マリノスは25日、来季の契約を更新しない選手を4名発表した。
DF天野貴史、FW矢島卓郎、DF比嘉祐介、FW端戸仁の4名が契約満了となった。
各選手はクラブを通じて以下のようにコメントしている。
(天野貴史)
「中学生から17年間、トップに上がってから11年間、期限付き移籍の年も含め、F・マリノスには大変お世話になりました。ジュニアユース、ユース、トップと本当に沢山の人に支えられて、今までやってくるとことができました。トップに上がった時は、プロの厳しい環境で何年間プレーできるだろうと、とても不安でしたが、沢山の偉大な先輩の皆さんから多くのことを教わって、日々成長することができました。偉大な先輩と同じピッチでプレーしたり、日産スタジアムでゴールを決めたりと数多くのことを経験することができました。本当に自分はF・マリノスが大好きなので、できればずっとF・マリノスに残って貢献することができれば一番良かったのですが、自分の力が足りなかったため、クラブを離れることになりました。育成年代にお世話になった監督、コーチをはじめ、会社のスタッフの皆さん、チームスタッフ、チームメイト、ファン・サポーターの皆さん、この17年間、自分に関わった全ての皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」
(矢島卓郎)
「チームの役に立てなかったことが、すごく残念で申し訳なかったです。素晴らしいサポーターがいるF・マリノスでプレーできたことは、自分にとっていい経験でした。これからクラブを離れてからもF・マリノスを応援していきたいと思います。2年間ありがとうございました」
(比嘉祐介)
「期限付き移籍を含め4年間在籍したF・マリノスを離れることには、いろいろな思いがありますが、次に向けて頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします」
(端戸仁)
「F・マリノスでのキャリアは、ジュニアユースからスタートし、途中の期限付き移籍も含めて13年間在籍させてもらいました。クラブをはじめファン・サポーターの皆さんには良くして頂き、とても感謝しています。トップに上がってからレギュラーが獲れずに自分のプレーをなかなか皆さんに見てもらえなかったことがとても心残りです。ただ、北九州から戻ってきた翌年に、チームはJ1優勝争いと天皇杯で優勝することができました。自分自身、育成時代から含めて日本一を1回も獲ったことがなかったので、天皇杯で優勝し、皆さんと国立で喜べたのは一生の思い出です。今後のサッカー人生の中で、同じ喜びを味わえるように、次に行っても頑張りたいと思います」
今季の横浜FMはフランス人監督のエリク・モンバエルツ氏が就任。ファーストステージを6位、セカンドステージを5位で終え、年間順位は7位だった。また、ヤマザキナビスコカップでは予選グループBを5位で終えて予選敗退。天皇杯では4回戦でヴィッセル神戸に1-0で敗れ、今季は無冠のまま終了となった。
By サッカーキング編集部
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