4日の大宮戦に臨んだジュビロ磐田イレブン [写真]=Getty Images
2015明治安田生命J2リーグ第37節が18日行われ、ジュビロ磐田がコンサドーレ札幌を3－0で下した。この試合は、昨年亡くなった奥大介さんの一周忌のため、磐田ベンチ内に奥さんが着用していたユニフォームが掲示された。
昨年10月17日、1994年から2001年まで磐田に在籍していた奥大介さんが交通事故のため亡くなった。命日となった昨日の練習前にはチーム全員で黙とうを捧げていた。
それから一夜明けて迎えた札幌戦は、奥さんがかつて背負っていた背番号「8」をつけるFWジェイの2得点などで磐田が勝利。
前節、退席処分を受けた名波浩監督に代わり指揮を執った鈴木秀人ヘッドコーチは試合後、「昨年は、大介の事故以来、1度も勝てなかった。でも昨日が大介の命日で、その直後の試合で勝てればさらに勢いがつくという思いが、僕自身も、選手自身もあった」とコメントし、この試合に高いモチベーションを持って臨んだことを明かした。
磐田は勝ち点を69に伸ばし、自動昇格圏内の2位をキープ。次節は25日、アウェーでロアッソ熊本と対戦する。
By サッカーキング編集部
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