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【予想スタメン】上昇ムードで下位脱出を目指す新潟、レオ・シルバら主軸の穴を埋められるか

2015.09.18

下位脱出を目指す新潟 [写真]=Getty Images

ヴィッセル神戸 ペドロ・ジュニオールが全体練習に復帰、恩返し弾にも期待がかかる

 2ndステージにて、中断期間明けの第10節では、FC東京にアウェーで0-3と大敗。ナビスコ杯や天皇杯での上げ潮ムードがしぼんでしまい、2ndステージにおける混戦の上位戦線に進むチャンスも逃してしまった。今節では、年間順位が15位の新潟(年間勝ち点26)との一戦を迎えるが、まずはJ1残留を盤石とするためにも、この試合では必勝が求められる。


 8月以降はアウェーゲームでの苦戦が続いているが、ホームゲームではリーグ戦で連勝するなど、地の利をしっかりと生かしている。しかも、新潟との最近の対戦成績も3勝3分、ホームゲームは3連勝中と相性も良い。相手を苦にする理由はないだろう。加えて、15日間で5試合というタイトなスケジュールも一旦落ち着き、十分な調整期間の中で試合に臨めるのも好材料の一つ。リフレッシュもできているイレブンは、神戸ユニバー記念競技場の鮮やかなピッチで、躍動できる準備も整っている。

 さらに、グロインペイン症候群のために長らく戦列を離れていたペドロ・ジュニオールが、全体練習に合流。元気な姿を見せ、本人の試合への意欲も高いだけに、心強いストライカーの復帰も待ち遠しい。出場すれば、古巣対決となるだけに、恩返し弾も期待される。そして、FC東京戦での反省を生かし、攻守にバランスの取れたネルシーニョ監督の下で実践している戦いができるかが、勝利へのポイントになるだろう。(totoONE編集部)

■神戸予想スタメン
4-1-4-1
GK
山本海人
DF
高橋峻希
ブエノ
岩波拓也
相馬崇人
MF
チョン・ウヨン
渡邉千真
三原雅俊
森岡亮太
石津大介
FW
レアンドロ

アルビレックス新潟 けがや出場停止でメンバーの大幅変更は不可避

 前節の横浜FM戦は、1点リードで迎えた後半に加藤大が続けざまに警告を受けて退場。直後に追いつかれたものの、残り30分以上、猛攻にさらされながら何とか勝ち点1を得た。

 だが、代償は大きく、守備に大きな負担がかかった結果、レオ・シルバが2度の警告で退場。警告を受けた川口尚紀も累積で今節は出場停止となった。さらに前半のうちに右太ももを負傷し、交代したコルテースは、今週のトレーニングで別メニューに終始。神戸戦は、前節から少なくとも4人が入れ替わる緊急事態だ。

 大幅な変更が避けられない最終ラインにとってのプラス材料が、左太ももを痛めていた林裕煥の復帰だ。7月に途中加入しながら筋肉系のトラブルが続き、ここまで練習試合でもプレーしていないが、ボールトレーニングでは元韓国代表らしく冷静で力強いプレーを随所に見せている。突然の出番があっても経験を生かし、対応することができるだろう。右SBは松原健小泉慶が負傷離脱中でバックアッパーがおらず、今週のトレーニングでは攻撃センスに秀でた舞行龍ジェームズが試されている。

 レオ・シルバ、加藤が出場停止でボランチ、サイドハーフにも空席が出るが、どちらのポジションに入ってもエネルギッシュにプレーできる佐藤優平の準備は万全。林以外、特別指定、二種含め登録したフィールドプレーヤーは全て公式戦を経験済みというのも大きい。残留に向けて勝ち点を落とせない厳しい状況が続く中、総力を挙げて神戸戦に臨む。(totoONE編集部)

■新潟予想スタメン
4-4-2
GK
守田達弥
DF
舞行龍ジェームズ
大井健太郎
大野和成
前野貴徳
MF
山本康裕
成岡翔
小林裕紀
佐藤優平
FW
指宿洋史
山崎亮平

By サッカーキング編集部

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