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フォルランが帰国、サポーター100人の見送りに「彼らとの時間は宝物。友達になれた」

2015.06.22

フォルランを見送りに山口(左)と長谷川(右)も空港を訪れた

文=青山知雄

 前日にキンチョウスタジアムで退団セレモニーを行ったセレッソ大阪FWディエゴ・フォルランが22日、関西国際空港発の航空機で母国のウルグアイへ帰国した。


 空港にはフォルランとの別れを惜しむC大阪サポーター約100人が集結。徳島ヴォルティス戦でサポーターから寄せ書きを募った横断幕を持ち、最後の記念撮影に収まった。

 この横断幕にはクラブスタッフやマスコットのロビーもメッセージを添えただけでなく、クラブアンバサダーの森島寛晃さんも自筆でフォルランへの思いを書き込んでいる。ペンを手に5分以上も悩んだという森島さんからの言葉は、「セレッソの歴史に名前を刻んでくれてありがとう」という感謝の気持ちだった。

 この日、関西国際空港にはチームメートの山口蛍長谷川アーリアジャスールも足を運んだ。「1年半という時間をともに戦った。一緒にプレーできて本当に良かった。これからを期待しているし、サッカーをしていれば必ずまた会える。ウルグアイにも遊びに来てほしい」とメッセージを送っていた。また、前日にユニフォームを交換していた山口については「ホタルのユニフォームが欲しかったから自分から頼んだ。素晴らしい選手なので、ヨーロッパでも十分にプレーできるレベルにあると思う」と期待を寄せた。

 多くのサポーターに見送られたフォルランは「日本から旅立つのはやっぱりさみしい。サポーターは本当に素晴らしい応援をしてくれたし、彼らとの時間は宝物になった。友達になれたと思う」となごり惜しい表情を見せつつ、搭乗ゲートの人となった。

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