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柏が新体制発表…背番号10背負う大津「自覚を」、吉田新監督「必ずいい仕事を」

2015.01.17

新体制発表会に出席した(手前左から)山中、中川、中山、大島、(奥左から)武富、大津、吉田監督、クリスティアーノ

 柏レイソルは17日、2015シーズンの新体制発表会を行った。

 柏は退任したネルシーニョ監督から今季、吉田達磨新体制に移行。寺坂利之ゼネラルマネージャーは、ファンからの監督決定の経緯の質問を受けた際、「吉田監督ありきで後任を決めました。ネルシーニョ監督から『将来、クラブをどうしていくんだ』と聞かれたこともありました。クラブの方針を守ってきた人物。将来の監督になってもらうために、ポジションを変えながらやってきました。吉田達磨を監督にするということは3、4年前から考えていました」と回答し、アカデミーの監督やダイレクターなどを歴任した吉田新監督就任を準備して進めてきたことを明かした。


 吉田新監督はサポーターの前で挨拶を行い、「抑えようのない喜びと興奮とプレッシャーを感じています。このクラブは、当然監督になる前からも存在していましたし、僕が死んだ後も存在するものだと思います。その中で1つの時代を自分が、自分のやり方で指揮できるということを思い描いたときに高ぶるのだなと思います」とコメント。「不安もあるでしょうし、言いたいこともあるかと思います。ただそんな時こそ、応援してほしいと思います。必ずいい仕事をします」とサポーターに力強く、メッセージを送った。

 また、海外でのプレーから3年半ぶりに復帰した大津祐樹が、2015シーズンから背番号10を着用。柏所属の日本人選手が背番号10をつけるのは2003年まで着用した大野敏隆以来となる。サポーターの前でユニフォーム姿を披露した大津は、海外での経験を「チームに還元できれば」と話すと、「自覚を持ってプレーできれば」、「今年、優勝してサポーターと喜びたいです」と力強く話している。

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