名古屋移籍が決まったFW川又堅碁(右) [写真]=Getty Images
アルビレックス新潟に所属するFW川又堅碁が、名古屋グランパスへ完全移籍で加入することが決まった。12日に両クラブが発表した。
川又は、1989年生まれの24歳。愛媛県立小松高校在学中に、特別指定選手として愛媛FCでプレーし、卒業後は新潟に入団した。2012年にファジアーノ岡山へ期限付き移籍で加入すると、J2で38試合に出場して18得点を記録。2013年に新潟へ復帰し、J1で32試合に出場して23得点を挙げ、得点ランク2位に入る活躍を見せ、ベストイレブンに選出された。
そして川又は、今年4月7日から9日まで行われた日本代表候補トレーニングキャンプのメンバーにも初招集。今シーズンは、J1で14試合に出場して3得点を記録しているが、ブラジル・ワールドカップによる中断期間を終えて再開したリーグ戦では、5試合連続でベンチからも外れていた。
移籍にあたり、川又は新潟に対して以下のようにコメントしている。
「サポーターの皆さん、6年間応援していただきありがとうございました。新潟で色々な方と出会い、人の思いやりや優しさを肌で感じることができ幸せでした。今回、名古屋に行く決断をしましたが、新潟は僕の第2の故郷です。ありがとうございました」
「試合に出たい!点を取りたい!勝ちたい!そう思い続けた6年でした。名古屋に行ってきます!」
また、加入する名古屋に対しては、「はじめまして、川又堅碁です!試合に出たくてギラギラしてます!!よろしくお願いします!!」と、抱負を語っている。
なお、川又の名古屋での背番号は32に決定。14日の練習から合流する予定となっている。