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【J1第19節予想スタメン 横浜FMvs柏】スルガ銀行杯でタイトル獲得の柏、苦手とする敵地&コンディションの影響がどう出るか

2014.08.08

6日、スルガ銀行チャンピオンシップでタイトルを獲得した柏 [写真]=Getty Images

横浜F・マリノス 相性の良くない柏戦、新加入FWラフィーニャに期待

 リーグ再開明け、初めてのホーム日産スタジアムで悪い流れを止められるか。


 5試合ぶりの白星を狙う横浜FMは苦手とする柏を迎え撃つ。昨年10月のヤマザキナビスコ・カップ準決勝第2戦では2-0の勝利を挙げたが、リーグ戦は2009年から5分4敗と苦戦が続く。柏は6日に行われたスルガ銀行チャンピオンシップに出場したばかりで、体調面では大きなアドバンテージを持つ。

 前節G大阪戦が消化不良に終わり、樋口監督は「3つ引き分けが続いて、心理的に守りに入った。もう一度、戦いを思いだそう」と訴えるなど、真正面からぶつかる構えだ。また2試合連続でセットプレーから失点を重ねており、7日の練習では入念に確認。これ以上、負けられないという危機感がピッチに漂っている。

 今節は中断期に獲得したFWラフィーニャのワントップが有力。2トップの一角として力を発揮してきたストライカーは未知数だが、勝ちきれない試合が続く指揮官は賭けに出そうだ。また、DF小林祐三、MF小椋祥平が警告の累積で出場停止となる。右DFには奈良輪雄太、ボランチは三門雄大の起用が濃厚。選手の入れ替えによる連係面で不安を残した。

 さらに、MF齋藤学が左ふくらはぎ痛の影響で紅白戦の1本目を回避するなど、体調面が気になるところ。本人は「サポーターに勝っている姿を見せないといけない」とやる気十分。当日の状態次第では、先発起用もありそうだ。(totoONE編集部)

■横浜FM予想スタメン
4-2-3-1
GK
1 榎本哲也
DF
24 奈良輪雄太
4 栗原勇蔵
22 中澤佑二
23 下平匠
MF
8 中町公祐
26 三門雄大
7 兵藤慎剛
10 中村俊輔
25 藤本淳吾
FW
18 ラフィーニャ

柏レイソル スルガ銀から中2日での戦い、コンディション面が懸念か

 中断明け以降、未勝利が続いていたが、前節の川崎戦では藤田優人栗澤僚一秋野央樹ら、抜擢したメンバーが攻守に素晴らしいプレーを披露した。川崎を4-1で下す快勝で、ようやく中断明け初勝利を挙げている。また、同じメンバーで臨んだ6日のスルガ銀行チャンピオンシップでは、南米王者のラヌースに苦戦を強いられたものの、土壇場の勝ち越し弾で国際タイトルを獲得した。一時の停滞感から脱し、ネルシーニョ監督も「柏らしいフットボールができた」とチーム状態の上向きを喜んだ。

 柏が「らしさ」を取り戻した要因は、メンバー変更におけるテコ入れと同時に、これまでなかなか機能しなかった新システムから、従来の3-4-2-1に戻したことで、攻守に安定感が蘇った点も大きい。

 しかし、今季の柏はホームでは強さを発揮しても、アウェイでは4連敗中と、敵地では結果を出せていない。さらに、スルガ銀行チャンピオンシップ優勝で勢いに乗る一方、今節のJ1は中2日とタイトな日程で迎える。この夏場の連戦が、選手のコンディションにどう影響するかが気になる。

 前節の川崎戦ではサイド攻撃が機能し、両翼からアグレッシブな攻撃を展開したが、ラヌース戦ではサイドを封じられ、全体的に攻撃の迫力が損なわれた感があった。柏はサイド攻撃を生命線とするだけに、それを封じられた時にはどう攻めるのか。レアンドロ工藤壮人高山薫、この前線3枚の連携で崩すような新たな攻撃の形も見出したい。(鈴木潤)

■柏予想スタメン
3-4-2-1
GK
21 菅野孝憲
DF
4 鈴木大輔
5 増嶋竜也
17 秋野央樹
MF
2 藤田優人
28 栗澤僚一
7 大谷秀和
22 橋本和
9 工藤壮人
13 高山薫
FW
11 レアンドロ

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