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【J1第17節予想スタメン 神戸vsG大阪】エース宇佐美が好調を維持するG大阪、ダービー勝利で3連勝なるか

2014.07.25

好調を維持し、G大阪攻撃陣をけん引する宇佐美 [写真]=Getty Images

ヴィッセル神戸 攻撃陣のカギを握るブラジル人トリオの活躍に期待

 中断明け後は、天皇杯を含めた公式戦で1分2敗と苦しんでいる神戸。リーグ戦では、ホームでの鳥栖との上位決戦で、主導権を握りながらミスがらみの1点に泣き、0-1と惜敗。前節は横浜FMのハイプレスやポゼッションに苦しみながら、1-1のドロー。課題の残る内容となったのも事実だ。


 それでも、「(横浜FM戦の)先制点の形などは良かったので、そういう部分をブレずに続けていくことが大事」と橋本英郎も言うように、序盤戦でも見せた神戸のサッカーは健在。また、DF陣をうまくローテーションしながら起用し、奥井諒は攻撃面で、河本裕之は守備面で、それぞれ存在感を発揮。安達亮監督が目指す「総合力の底上げ」をしながら、連戦を戦えている。

 さらに、J1で300試合出場を達成したマルキーニョス、今季10得点目をあげたペドロ・ジュニオールをはじめ、ブラジル人トリオのコンディションも試合ごとに上がってきているだけに、彼らのコンビプレーを中心とした攻撃サッカーには、今節も期待したいところ。

 今回は、ホームでのG大阪との“阪神ダービー”ということもあって、神戸としては絶対に落とせない一戦。しっかりと勝ちきって、7月未勝利はなんとしても避け、上位戦線に食らいついていきたいものだ。今節は奥井が累積警告で出場停止。G大阪キラーでもある茂木弘人や古巣対決となる橋本の起用などもカギを握りそうだ。(totoONE編集部)

■神戸予想スタメン
4-2-3-1
GK
山本海人
DF
高橋峻希
岩波拓也
増川隆洋
茂木弘人
MF
シンプリシオ
チョン・ウヨン
ペドロ・ジュニオール
森岡亮太
小川慶治朗
FW
マルキーニョス

ガンバ大阪 リーグ戦再開後は攻守ともに奮闘、懸念材料は2列目のコンディションか

 今季初となるリーグ戦連勝を飾っただけでなく、4-0というスコアも今季最高。J1再開後、チームは確実に調子を上げつつある。

 前節は得点こそなかったが、宇佐美貴史は動きにキレがあり、好調を維持。清水戦では初先発のパトリックとも好連係を見せ、チャンスをお膳立てしていた。その宇佐美は昨年の神戸戦でも2得点を決めるなど、かねてから“神戸キラー”として相性の良さを見せている。

 前節は18本のシュートを放った攻撃陣だが、数少ない懸念材料は清水の守備が余りにもルーズだったこと。長谷川健太監督も「次の試合で真価が問われる」と認めているように、組織立った神戸を相手に攻撃陣の真価が問われるところだ。気掛かりなのは、清水戦で得点を決めた阿部浩之大森晃太郎といった2列目の選手たちのコンディション。連戦により、かなり疲労がたまっていることだろう。攻守にハードワークをする2列目が攻めに絡めないでいると、攻撃のスケールがダウンするだけに、2人のコンディションがカギを握る。

 2試合で6得点と攻撃陣が好調を維持する一方で、守備陣も2試合連続完封と奮闘。その堅守を支えるのが完全復調間近の今野泰幸のハイパフォーマンスだ。かつて所属した選手に「ご恩返し」される傾向が強いG大阪だが、神戸のキーマン、ペドロ・ジュニオールはやはり要警戒となる。(totoONE編集部)

■G大阪予想スタメン
4-4-2
GK
東口順昭
DF
米倉恒貴
西野貴治
岩下敬輔
藤春廣輝
MF
阿部浩之
遠藤保仁
今野泰幸
大森晃太郎
FW
倉田秋
宇佐美貴史

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