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C大阪の柿谷曜一朗「自分たちはできると信じてやるしかない」

2014.04.20

スライディングを仕掛ける柿谷曜一朗(中央) [写真]=三浦彩乃

 J1第8節が19日に行なわれ、セレッソ大阪はアウェーでFC東京と対戦し、0-2で敗れた。

 フル出場した柿谷曜一朗は、以下のように試合を振り返った。


「先制点を取ってあげられればチームはもっと落ち着くと思うし、それはずっとわかっているけれど、言うだけでなく行動できるようにしようと思っています。ここで『しようと思っている』とか『しようと思ったけどできなくて残念』とか言う必要もないとは思う。みんなにもう1回信頼してもらえるように、ピッチの中で全力でやるだけかなと思います」

―何がゴールまで足りていないか?
「教えてくれるなら誰もが聞きたいですね。別に自分的にはこうしたら取れるとかないと思うし、全然違うところにいっても入るときは入るし、いいところに打っても入らない時は入らないし」

―チームのとして結果が一番欲しい状況か?
「自分がしっかりと先制点を取って、チームを盛り上げる役割をできれば、いい方向に向かうと思っていますし、本当に責任を感じていますし、チームにも本当に迷惑をかけているというのは自分が一番わかっているので」

―去年と比べて前でボールを受ける回数が減っている気もするが?
「それでも限られたチャンスがあるので、そういうところで決めるということが今やらないといけないところだと思うし、自分たちのやっていることを信じてやるだけだと思います」

―チームがチグハグなところがあると思うが、原因は何だと思うか?
「原因なんてたぶんいっぱいあると思うけど、勝ったからといって原因がないわけではないので。こういうことを力に変えられるようにやるしかないと思うし、勝てないからこうやっていっぱい色々と言われると思いますけど。そんなに大きな逆境とかではないけど、こういうことを気にせず乗り越えていけるチームにならないといけないと思う」

―今は我慢の時か?
「我慢していても良くないと思うし、選手は思いっきりやっているし、どれだけ一所懸命やって、どれだけ思い切ってやっても結果が出ないときはあると思うから。ただ、やっていることに疑問を持ったりという選手が出てこないように、チーム内でしっかりまとまることが一番大事だと思う。『次頑張ります、次頑張ります』でずっとダラダラ行くのも絶対いけないと思うし、次は一番波に乗れる試合(ACL)じゃないかなと思っているし。中国まで行ってしっかり結果を残して決勝トーナメントに進むということができればすごくいい方向に進めると思うから、今日のことは反省していても仕方ないと思うから、次の試合に向けて準備するだけかなと思う」

―去年より、個人に対するマークは厳しくなっているか?
「一緒とか、そういうことはあんまり気にせずやっているつもりですけど」

―チームでシュートを打てていることは感触的にいいことなのか、それとももうちょっとパスを繋いでという感じか?
「最善の選択ができればいいと思いますけど」

―去年に比べて裏に抜け出すシーンは?
「ポジション的な問題もありますし、タイミングを見てできるときはどんどんやっていきたいなと思います」

―FC東京の守備を崩すイメージはどういう狙いを持っていたか?
「代表選手がたくさんいて、Jリーグでも一番と言っていいほど守備力があるチームなので、そんなに簡単に崩せるとは思っていなかったですけど。ただ、自分たちのクオリティを考えると、しっかり攻撃のところで崩せるというイメージはあったけど、最後のところで守られたり、相手にとって怖い選手が今日はいなかったと思うから。ただ、『自分たちはできる』ということを信じてやるしかない」

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