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首位維持した鹿島の小笠原「勘違いはいけない。僕らは王者でない」

2014.03.30

兵藤慎剛(左)と競り合う小笠原満男(右) [写真]=兼子愼一郎

 J1第5節が29日に行なわれ、首位の鹿島アントラーズと3位の横浜F・マリノスが対戦した。

 上位対決は、ホームの横浜FMが前半終了間際の42分に、セットプレーから栗原勇蔵の得点で先制した。1点差で後半を迎えると、追いかける鹿島が反撃を見せた。54分に土居聖真がドリブル突破から同点ゴールをマーク。80分には、途中出場していた野沢拓也がボレーシュートを突き刺し、逆転に成功した。試合終了間際の87分にも、柴崎岳が3点目を挙げて横浜FMを突き放した鹿島が、3-1と逆転勝利を収めた。


 主将としてフル出場した鹿島の小笠原満男は、アウェーでの上位対決の勝利にも、「もっとすっきり勝たないといけないし、勝ったのは良かったですけど、もうちょっと内容を見ていきたいと思います」とコメント。「こちらが良かったわけではなく、相手がバランスを崩しただけなので」と、逆転劇にも気を引き締める言葉を続けた。

「点数がいっぱい入ればいいわけではないので、もう少し内容を見ていかないと長いシーズンは勝っていけない。勘違いしてはいけないし、僕らはチャンピオンでも何でもないので。もっとやるべきことをしっかり見据えてやっていかないと、勝っていけないかなと思います」

 鹿島は第5節を終えて、4勝1敗の勝ち点12。2位のセレッソ大阪に勝ち点2差をつけ、首位を守っている。

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