J1第34節が7日に行われ、川崎フロンターレと横浜F・マリノスが対戦。54分にレナトが挙げた先制点が決勝点となり、川崎が1-0で勝利した。横浜FMは最終節でサンフレッチェ広島に逆転され、9年ぶりのリーグ優勝を逃した。
試合後、横浜FMのDF中澤佑二とMF富澤清太郎は以下のようにコメントしている。
■中澤佑二
「今年一年を象徴するゲームだった。攻める引き出しが少なかった。前回の新潟戦も同じ形でやられた」
―2位という結果については?
「下から這い上がって結果2位なら精神的にいいけど、ずっとトップにいて自分達で最後に取りこぼしてしまったというのは残念。優勝するのはまだ早い、ということじゃないか」
―サポーターに向けては?
「今年もすごく応援してもらって、ホームもアウェーもきてくれたサポーターの声援があったからこその2位」
―次に向けては?
「何が良くて何が良くなかったのか。結果はしょうがないので、どこかで気持ちの整理をつけないといけないけど、まあ時間は掛かるかなと」
―中村俊輔選手の姿を見て?
「俊がいないと何もできないチームだから、すごく責任を感じていると思う。チーム全体として依存し過ぎたところもある。俊がいなかったらここまでこられなかったわけだし」
■富澤清太郎
「とりあえず悔しい気持ちは、自分は全部出したし、引きずらないで次に進まないといけないのは分かっている。前に進んでいかないといけないと思う。今日の悔しさを晴らす時が、選手をやっていればあるので、また前を見据えてやれるか、立ち止まるか。そこで大きな意味があると思うので。今日も試合に入れている人、入れていない人がいたと思うけど、それがチームの現状であり、チーム全体を考えれば、今日の最終節でみんなの気持ちだったり、メンタリティーがあったと思う」