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南葛SCが“J6”関東2部昇格! キャプテン翼作者・高橋陽一「マンガ以上にドキドキの展開」

2020.12.02

関東社会人サッカー大会優勝を果たした南葛SC。中央はトロフィーを掲げる高橋陽一さん [写真]=松岡健三郎

『キャプテン翼』の原作者である高橋陽一さんが代表を務め、2020年2月には「Jリーグ百年構想クラブ」に認定されたサッカークラブ「南葛SC」が関東リーグ(2部)昇格を決めた。

 今季、南葛SCは東京都リーグ1部で優勝を果たし、一都七県の代表16クラブがトーナメント戦で争う関東社会人サッカー大会に進出。1回戦で品川CC横浜(神奈川県)に4−1、準々決勝で与野蹴魂会に5−1で勝利し準決勝進出を決めた。

 勝てば関東リーグ昇格が決まる準決勝ではTIU(東京国際大学)と対戦。前半アディショナルタイムに佐々木竜太のゴールで先制し、53分に宮澤弘のヘディング弾で2点のリードを奪う。しかし、85分と90分にロングスローの崩しから連続失点。土壇場で追いつかれ、延長戦に突入した。

 相手に傾いた流れを引き戻したのは、右サイドバックの加藤颯人だった。93分、前線に駆け上がりペナルティーエリア内に進入すると、切り返しから左足でフィニッシュ。98分には佐々木竜太のクロスを河本明人が左足で決めて勝負あり。決勝進出を決めるとともに関東リーグ昇格への切符を手にした。

 試合後、高橋陽一さんは自身のツイッターで「マンガ以上にドキドキ、ハラハラの展開だったので、うれしい以上に、ホッとした、という感じです」と試合を振り返り「Jリーグ入りに向けて、まだまだ道途中ですので、引き続きよろしくお願いします。応援ありがとうございました!」と続けている。

 翌日に行われた決勝では、アヴェントゥーラ川口(埼玉県)と対戦。在籍11年目の瀧口大輔の一撃が決勝点となり、南葛SCが関東社会人サッカー大会で優勝を果たした。

 南葛SCは来季、国内最高峰のJ1から数えて“J6”に相当する関東リーグ(2部)に舞台を移し、将来のJリーグ入りを目指して戦う。

By サッカーキング編集部

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