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日本唯一のプロフットバッグプレイヤー、石田太志が奮闘…世界第2位に輝く

2016.08.15

フットバッグ世界大会「シュレッド30」部門で2位に [写真]=石田太志

 7月30日から8月6日にかけて、スロヴァキアのトルナバでフットバッグの世界大会『37th Annual IFPA World Footbag Championships 2016』が開催。日本で唯一のプロフットバッグプレイヤー石田太志が「シュレッド30」、「シングルルーチン」、「サークルコンテスト」の3部門に出場し、「シュレッド30」で世界第2位に輝いた。

 欧米ではメジャーなストリートスポーツとして一般の人にも親しまれているフットバッグは、直径約5センチのバッグ(ボール)をサッカーのリフティングのように足でコントロールして技を繰り出していく。主な競技部門の一つであるフリースタイルの「シュレッド30」は、30秒間という決められた時間内で多くの技の種類や難易度の高いテクニックを繰り出し、総合的に採点される。

 2014年大会で同じく「シュレッド30」で世界王者の座を射止めた経験もある石田は帰国後、今大会を次のように振り返った。

「スロヴァキアで行われた世界大会に日本人で唯一参戦し、世界2位になることができました。大会期間は約一週間と長い戦いですが、その間のフィジカル面とメンタル面のケアに非常に気を使いました。一人で心細い時もありましたが、皆さんの応援を思い出し、大会に臨むことができました。予選は非常にいい結果を出すことができ、2014年以来の世界一になれれば良かったですが、決勝で予選と同じパフォーマンスを出すことができずに2位に終わりました。これが今回の運命であり、自分に足りない部分の結果だと感じました。また来年、アメリカのポートランド(オレゴン州)で世界大会が行われますので、引き続き世界一を目指し、日本にフットバッグの文化を広げていきたいと思います」

By サッカーキング編集部

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