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スポーツ全体への関心が低下する日本…サッカー人気も下降線を辿る

2015.10.10

サッカー日本代表 [写真]=Getty Images

 株式会社マクロミルと三菱UFJフィナンシャル・グループの総合シンクタンクである三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社は、共同企画として「2015年スポーツマーケティング基礎調査」を実施し、調査結果を発表した。

 同調査は9月10日から11日まで実施され、15歳から69歳の全国のインターネットユーザーを対象とした。有効回答数は2000人で、9項目40の質問に回答してもらった。

 調査の結果、全体の7割が「スポーツをすること」もしくは「スポーツを見ること」が好きであると判明した。そのうち、「スポーツを見ること」を好む人が約6割、「スポーツをすること」を好む人が約4割で、スポーツ観戦が好きな人が多い傾向にある。なお、「することも見ることも好き」という人は全体の4分の1だった。なお、スポーツへの関心は昨年にくらべてやや低下した。

「最も好きなスポーツ」の調査では12年連続で野球が 1位に輝き、サッカーとの差は昨年の4.5ポイントから8.3ポイントへと拡大。「よく観るスポーツ」でも野球が1位となり、サッカーとの差は6.7ポイントと昨年の0.8ポイントから拡がった。

 サッカーファンの調査では、日本代表のファンは3,222万人(昨年比551万人減)と減少が続いている。また、Jリーグのチームを応援している人は924万人(昨年比273万人減)と、1,000万人を切ってしまった。一方で、なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のファンは、FIFA ワールドカップ カナダ 2015で準優勝した影響もあってか、2,305万人(昨年比181 万人増)に増加している。

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