明徳義塾と東海学園が対戦した [写真]=小林渓太
第99回全国高校サッカー選手権大会が31日に行われ、東海学園(愛知)と明徳義塾(高知)が対戦した。
試合は序盤から両チームが持ち前の強みを発揮する展開に。東海学園がボールを握ってゴールに迫る中、明徳義塾も個々人の高い技術を生かして攻撃の機会を伺った。それでも、前半終了までにネットが揺れることはなく、スコアレスで後半へと折り返した。
後半に入ると、東海学園が徐々に試合の主導権を握る。チャンスの数も徐々に増やしていくが、ゴールが遠い。対する明徳義塾もネットを揺らすには至らず。このままPK戦に突入かと思われた終了間際の76分、遂に試合が動く。明徳義塾は武器のロングスローからペナルティエリア中央で競り合い、最後は途中出場の高良泰生がフィニッシュを仕上げた。土壇場で明徳義塾が先制に成功した。
勢いに乗る明徳義塾は直後の78分、持田憲伸が追加点を沈めて勝負あり。東海学園はアディショナルタイムも含めて果敢に攻撃を続けたものの、1点が遠かった。試合はこのまま終了し、明徳義塾が2回戦進出を決めている。
勝利した明徳義塾は、1月2日に行われる2回戦で帝京大可児と対戦する。
【スコア】
東海学園 0-2 明徳義塾
【得点者】
0-1 76分 高良泰生(明徳義塾)
0-2 78分 持田憲伸(明徳義塾)
By サッカーキング編集部
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