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選手権応援マネ就任の本田望結さん「本当に幸せだと。毎日を噛みしめて」 

2020.11.17

応援マネージャーの本田望結さん [写真]=日本テレビ

 第99回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が16日に行われ、今大会の応援マネージャーに就任している本田望結さんも登場。選手宣誓の学校抽選のドロワーを務めるなど、“初仕事”をこなした。

 抽選会後、オンライン会見に参加した本田さんは、改めて就任が決定してからの心境について、「あまり仕事で演技以外のところは我慢しているんですが、涙が出てしまったのを覚えています。今年の目標として、自分のメモの一番上に応援マネージャーがしたいと書いて。でも、したいからって何を努力したのかと言われると難しいですが、精いっぱい、今あるお仕事やスケートを頑張りました。選んでいただいた理由の一つに『アスリートだから』があるとうかがいました。16代目マネージャーとしても、アスリートとしても、皆さんの熱い戦いを全力で応援できたらと思っています」とコメント。

 今年の一番の目標にしていた理由は「まず、歴代の応援マネージャーの皆さんが素晴らしい方だからこそ憧れていました。もう一つは、父が高校サッカーをやっていたんですが、練習しているスケートリンクの横にある大きなグラウンドに転がっているボールで、父がリフティングや技を見せてくれて。その父がすごく生き生きしていて、どこか直接話してはいないですが、父と私の二人にとっての夢のようなものでした」と2点を挙げ、どんなマネージャーを目指すかについては、「大声、汗だくが平気なマネージャーですかね(笑)。一番は、各学校にいらっしゃるマネージャーさんに認めていただけるような応援マネージャーになりたいと思います」と意気込んだ。

 スポーツ観戦が家族そろって好きだという本田さんは、ここ数年、サンフレッチェ広島のホーム開幕戦に登場している。普段はフィギュアスケーターとしてスポーツに取り組んでいるが、団体競技として全く異なるスポーツであるサッカーについては、「ルール、ポジションがわからなくても、誰もが楽しめる競技だと思っています。フィギュアスケートは(競技時間が)3分~4分なので、45分×2をずっと動いている選手はすごいなって思います。選手の皆さんは毎日練習されているので、そこに疑問はないと思いますが、本当に45分を体感しているのか、あっという間に終わってしまうのか、いつか質問したいと観戦しながら思っていました」と語る。

「皆さんには最高の大会、やり切った、出し切った、皆さん一人ひとりにとって最高の大会になることを祈って、私も全力で応援させていただきたい気持ちでいっぱいです」という本田さん。「これから楽しみがたくさんあって、応援マネージャーになれて本当に幸せだと感じています。決勝まであっという間に過ぎちゃう気がするので、毎日を噛みしめながら、いつまでも応援マネージャーが終わらないくらい、ゆっくり時間が過ぎてほしいと思っています」と、マネージャー活動を楽しみにしている。

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