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現役Fリーガーも納得の使用感 アンブロのフットサルシューズ『アクセレイター サラ プロ』とは

2016.09.28

デサントはアンブロの新作フットサルシューズの試履会を開催した

 スポーツメーカーのデサントは、アンブロの新作フットサルシューズ『ACCERATOR SALA PRO(アクセレイター サラ プロ)』と『SALA CRAQUE(サラ クラッキ)』の試履会を都内で開催した。試履会には、関係者やスポーツ用品販売店の担当者が参加。アンブロ担当者による説明会、実際にシューズを履いてプレーし性能を確認した。試履会のゲストには、Fリーグの府中アスレティックFCから谷本俊介監督、さらに現役の皆本晃選手と小山剛史選手が登場した。

試履会にはFリーグの府中アスレティックFCから谷本俊介監督(右)、現役の小山剛史選手(中央)と皆本晃選手(左)がゲストに登場した

 最初に谷本監督指示の下、ウォーミングアップから試履会がスタート。フットサルコート内をドリブルで駆け回った後は、一対一からシュート練習を実施。最後は、皆本、小山両選手も交えた4チームで4対4のミニゲームを行われた。2チームが勝敗で並ぶと決着をつけるべく、最後はPK戦に突入。参加者たちはイベントの枠を超え、新作シューズを身に纏い本気のプレーを展開した。

 アクセレイター サラ プロは、天然皮革のカンガルー革を使用。つま先にはざらざらのラバープリントが施され、しなやかな動きと強力なグリップ力を実現した。さらに、軽量・高反発・高剛性と三拍子を兼ね備えた合成繊維『KaRVO』を使用。強さとしなやかさ、そして、軽量性にも富んだ構造となっている。実際にアクセレイター サラ プロを履いてプレーした参加者からは「フィット感が良くて、ボールコントロールしやすい」、「シュート時の反発が高くて力強いシュートが打てた」という声が聞かれた。

強さとしなやかさ、さらに軽量性にも富んだ構造を実現した『アクセレイター サラ プロ』

 一方、サラ クラッキはインドアと屋外ターフに対応した兼用ソールを採用。フィット性を保ちながら前足部に余裕を設けた構造に加え、『アンチスリップインソールII』でシュート動作時の安定性をサポートする。「足幅が広くてフィットするシューズが少なかったが、ピッタリ履ける」、「思いっきりシュートを打っても、足への負担が少なく感じる」と、参加者たちは揃って履き心地の良さを口にしていた。

『サラ クラッキ』はフィット性を保ちながら前足部に余裕を設け、シュート動作時の安定性をサポートする構造となっている

 試履会終了後には、アクセレイター サラ プロを使用する、日本代表の皆本選手が個別のインタビューに応じ、アンブロのシューズへの思いや自身のこだわりを語ってくれた。

――アンブロの新シューズ『アクセレイター サラ プロ』を使用した感想はいかがですか?

皆本晃 本当にすごく良いんですよ(笑)。シューズを新しくするということで、「こうしてほしい」という僕の意見も汲んでいただきました。

――皆本選手がシューズに求めるこだわりは何ですか?

皆本晃 まず、“滑らないこと”ですね。スリップするとオフェンスもディフェンスもプレーが遅れてしまいます。以前履いていたシューズも良かったんですけど、さらに滑りにくくなりましたね。あと、僕は足の幅が広いので、シューズの横幅も広めになっています。

――アクセレイター サラ プロは見た目がシャープに感じますが?

皆本晃 そうですね。見た目は細くシャープに見えると思います。でも、履いてみると幅が広くなっているので、感触にはかなり満足しています。

――アクセレイター サラ プロをどのようなプレースタイルの方にオススメしたいですか?

皆本晃 僕のプレースタイルが関係していると思うんですけど、どなたでも良いと思います(笑)。オールラウンドにプレーしたい人にオススメですね。僕のわがままなプレースタイルと同じで、攻めたい、守りたい、シュートを打ちたい、パスも出したいという、何でもやりたい人の良いところをバランスよく引き出してくれる一足です。

――まさにオールラウンダー向けのシューズですね。

皆本晃 オールラウンドに対応できるように作ってもらえるようにお願いして、それに応えていただきました(笑)

皆本晃もアクセレイター サラ プロの使い心地を「本当にすごく良い」と絶賛する

――皆本選手はシュートやドリブルに特化したシューズを試したことはありますか?

皆本晃 もちろん、すごい軽いものや、薄っぺらいシューズも履いていた時期もあります。昔はドリブラーだったので、軽さや薄さを意識していました。でも、それだとシュートを打つときに強く打てない。重ければ良いというわけではありませんが、強いシュートを打つには硬さも必要です。あとは、重量感がある方がボールを強く蹴れます。そんな感じで色々と物足りない部分が多くて……。とはいえ、ガッチリしたシューズは履きたくなかったんですよね。

――今までもアンブロのシューズを履いてきたと思いますが、アンブロのシューズにはどのようなイメージをお持ちですか?

皆本晃 2,3年くらい履いていますが、最初はゴツイというイメージを持っていて、あまりシャープなイメージはありませんでした。学生時代にアンブロのサッカーのスパイクを履いたこともありましたが、その時代からそういうイメージです。ここ最近はシャープなデザインにしてもらっています。

――サッカーをしていた時から、シャープな形状のシューズが好きだったのですか?

皆本晃 そうですね。サッカーをしていた時は、パスよりもドリブルをするような走る選手だったので、シュッとした軽いシューズが好きでした。

――そこからフットサルをやるようになったきっかけは何だったのでしょう?

皆本晃 サッカーをやっていた時、4対4や5対5、6対6みたいなミニゲームを練習の一環で行っていました。僕はそういうミニゲームが得意だったんですよね。「こっちの方が向いているな」っていう感触がありました。小学生の時からそう感じていたんですけど、その頃はフットサルというスポーツの存在も知りませんでした(笑) 当然、Fリーグのようなプロリーグも存在しません。でも、「ミニサッカーだったら世界のトップでもできるんじゃないか?」という思いがありました。そんなときに友人から「フットサルっていうのがある」って言われて、「何それ?」と(笑)。それで日本代表の試合を観に行ったのが始めるきっかけでした。

――そこからFリーガーになり、日本代表も経験されました。何がきっかけになるか分からないですね。

皆本晃 そうですね(笑)。友人がフットサルの存在を教えてくれなかったら「ミニサッカーは得意だけど…」と思いながらサッカーを続けていたかもしれないですね。

――最後に、府中アスレティックFC、フットサル日本代表を応援するファンの皆さんへメッセージをお願いします。

皆本晃 日本代表がワールドカップを逃してしまって、フットサル界は明るいニュースが少ない状況だと思います。ただ、その中でもFリーグは盛り上がっていかないと、代表チームは勝てないですし、Fリーグが盛り上がることがフットサル界の発展に一番大事なことだと思います。自分も怪我をして1年間代表も休んでいましたし、チームでもプレーできませんでしたが、復帰してコンディションも上がってきました。「自分が活躍してFリーグを代表する選手になって盛り上げないと、リーグの発展はない」と覚悟を決めてやっています。セントラル開催もやっていますし、リーグ自体は盛り上がる状況になってきているので、是非ウチのホームゲームに来ていただきたいです。あとは、皆本だけを見てほしい! それで「また来たい」と思ってもらえるような選手になれるように頑張りたいです。少しずつそういう選手に近付いてきていると思うので、ハードルを上げて期待してほしいです。

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