羽生(左)は「近くにいる選手の良さが出るように」と意識しながらプレー [写真]=Getty Images
ビンズオン戦を終えたMF羽生直剛は、「もっとすんなり勝ちたかったのが本音」と試合を振り返った。
1日、FC東京はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2節でベトナムのビンズオンと対戦。3-1で逆転勝利を収め、今季ACL初勝利を飾った。
序盤からボールを保持したFC東京だが、23分にカウンターを浴びると、シュートのこぼれ球を押し込まれ先制を許してしまう。羽生は「今はボールを握りながら崩して、点を取ることにチャレンジしながらやっている」と説明。結果として相手のオウンゴールもあり、後半に3点を奪って勝利を手にした。
「失点を繰り返すようであれば、もっと違うことを考えないといけないかもしれないけれど、とりあえず結果は出たので、(6日の)ベガルタ仙台戦で何ができるのかをまた考えていきたいです。ボールを握りながらの攻撃やシュートまで持って行くところは、精度を上げていきたい」
ACLグループステージ第1節の全北現代(韓国)戦、大宮アルディージャとの2016明治安田生命J1リーグ開幕戦で2連敗を喫していただけに、苦しい展開からでも勝ち切ることができたのは大きい。「絶対に結果がほしかったので、ホッとしている部分もある」と羽生は安堵の表情を浮かべた。