横浜F・マリノスは8月のホームゲームで様々なファミリー向けのイベントを実施する
長い、長い梅雨もようやく終わりが見え、今週末からは夏らしい天気が増えると予報されている。ウキウキ気分でレジャーやお出かけのプランを練っているファミリーにおすすめしたいのが、横浜F・マリノスのホームゲーム観戦だ。
この夏、横浜FMは「夏休みキッズスタジアム宣言」と題し、8月に日産スタジアムで開催されるホームゲーム2試合(8月3日清水エスパルス戦、8月17日セレッソ大阪戦)に子ども達が楽しめるイベントをこれでもかと用意している。
清水戦を対象とした「ユニフォーム付きチケット」、セレッソ大阪戦を対象とした「キッズワンコインデー(小中学生は指定席500円!)」の販売に始まり、乗り物玩具で遊べる「トミカプレイランド」やテレビゲームが設置された「eスポーツチャレンジ」など、試合以外の遊びを提供するブース。また、洗濯の極意を教える「センタクノシカタ」ブースといった大人に向けた企画もある。
常設の子ども向けブースも充実しており、授乳スペースとおむつ交換台がある赤ちゃん休憩室や、場内4カ所に設置されたベビーカー預り所など親子向けのインフラも万全。夏の定番である海や山のレジャーを楽しむのもいいが、それらに匹敵する体験をマリノスのホームゲームは提供してくれるだろう。では、その体験とは具体的にはどんなものなのか。まずは、今週末に迫った清水戦のイベントを詳しく見ていきたい。
お手頃価格の特別ユニフォームは当日限定品!
清水戦で何より注目なのは、「ユニフォーム付チケットの販売」だ。通常のものとは一味違うオリジナルデザインのユニフォームが付いたチケットを販売する、横浜FMサポーターにとってはもはやお馴染みの企画。基本的にこのユニフォームは再販などはしておらず、この機を逃せば入手は困難だ。そんなユニフォーム付きのチケットが、通常のチケット価格+600円というお手頃価格販売されているのだから驚きだ。さらに今回は「夏休みキッズスタジアム宣言」に合わせて、同企画初となるキッズサイズ(150センチ相当)のユニフォームも用意されている。
夏らしい爽やかさを感じさせる白を基調としたデザイン。着ている子どもたちもいい笑顔だ。このユニフォームは「2019横浜沸騰ユニフォーム」と名付けられていて、大胆な赤と青のグラフィックは「爆発的な攻撃力と、勝利への熱い想いが解き放たれる」イメージを表現しているとのこと。8月3日にスタジアムに着いたら、まずはこの特別なユニフォームを手に入れて、楽しい一日のスタートを最高の形で迎えたいところ。そして場内に入れば、さまざまな“遊び”が子どもたちを待っている。
大人も子どもも楽しめる充実のイベント
試合当日の場内にはさまざまなアクティビティが備わっている。『DADWAY』提供の玩具が用意された「キッズエリア」に加え、この日併設される「トミカプレイランド」では、今年発売されたばかりの「ビッグに変形!デカパトロールカー」や「ハイパーレスキュー1号」をはじめとするトミカの玩具で遊べる。大迫力のジオラマも用意されており、小さな子どもたちにとっては夢のような場所だ。また、トミカといえば最近は大人の趣味としても語られることも少なくない。お父さん、或いはお母さんも童心に帰って、一緒に遊んでみるのもいいだろう。
もう少し大きい子には「eスポーツチャレンジ」がおすすめ。人気サッカーゲームの「FIFA」で、近年日本でも盛り上がりを見せている「eスポーツ」にチャレンジすることができる。「FIFA」にはJリーグのチームも登場するので、当日出場する選手たちを自分で操ることでその特徴を知るというのも面白いかもしれない。横浜FMの遠藤渓太は「FIFA」でもリアルでもめちゃくちゃ速い。
もし子どもが観戦に飽きてしまった場合は、試合中も無料で開放されている「キッズピッチランドふぁふぁ」「ダンボールめいろ」で遊ばせるのもいいだろう。どちらもピッチのすぐ横に設置されているもので、子どもたちは見ようと思えばとても近くから選手たちのプレーを見ることができる。普段見ていて、少しうらやましく思っている大人もいるのではないだろうか。
充実のイベントに家族向けインフラも万全。横浜FMのホームゲームはファミリーの夏のお出かけスポットとして、かなりおすすめできるものと言える。そしてもちろん、ピッチで選手たちが表現する超攻撃的なサッカーも見ごたえ抜群だ。
清水戦は8月3日の19時にキックオフ。イベントを隈なく楽しみたいのであれば、16時頃には現地に到着しておくのがいいだろう。当日は日産スタジアムのいたるところで、子どもたちの笑い声が聞こえてくることになりそうだ。
文=峯嵜俊太郎
By サッカーキング編集部
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