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丸山桂里奈、”オトボケ”封印でフットゴルフ世界大会に挑戦

2018.08.15

 2011年女子サッカーワールドカップで優勝したなでしこジャパンの主力として活躍した丸山桂里奈が、新たなスポーツでトップを目指そうとしている。

 現役引退後はタレントしてメディアに引っ張りだこの丸山がチャレンジするのは、近年急速に普及しているフットゴルフ。9月6日から4日間に渡って岐阜県中津川市のフォーティーンヒルズカントリークラブで開催される世界大会「FIFG WORLD TOUR JAPAN FOOTGOLF INTERNATIONAL OPEN 2018」に出場し、フットゴルフデビューを国際試合で飾ることになった。

 丸山がフットゴルフを知ったのはメディアでの仕事。「テレビ番組で体験したのがきっかけでした。フットゴルフはサッカーとゴルフの雰囲気が楽しめるのが良いですし、フットゴルフを盛り上げたいと思いました」と振り返る。

 最近はテレビで見ない日はないくらい多忙な日々を送っているが、デビュー戦まで既に1ヶ月を切った。フットゴルファー丸山の現在地については「コースでの練習はなかなかできていませんが、元々ボールを蹴ることが長けていると思いますし(笑)、現役時代の感覚を取り戻すためボールを使った練習はしています」とやや準備不足は否めないようだ。

 しかし「私たちの世代はボールを曲げるキックを学んできました。ですので、(選手として)フットゴルフに向いているかも。また現役時代はトーキックで蹴っていたことが結構ありました。フットゴルフではカップインの時にトーキックを使うこともあるので、サッカーの経験が生きると思います」と秘めたる自信も見せた。

 丸山のデビュー戦となる世界大会は、フットゴルフ界では世界で一年に6試合でけ行われるメジャー競技の一つ。海外からも多くの強豪選手が参戦し、賞金総額はフットゴルフ史上最高額に並ぶ350万円を誇る。国民栄誉賞受賞のトップアスリートだったとは言え、ぶっつけ本番としては”半端ない”舞台だ。ここで上位に食い込むのにはハードルがかなり高い。しかし丸山がこの大会でプレーする理由は、好プレーを見せることだけではないようだ。

 丸山は「フットゴルフは年齢も関係なく人生を通じて楽しめます。サッカー選手は引退するとサッカーをやめてしまう人が多いのですが、また競い合って上を目指せる環境があることはサッカー選手にとっても良いこと。私もサッカーで現役復帰はできませんが、サッカーを活かせるスポーツがあって良かったと思っています。私が大会に出ることで、そういったこともアピールしたいですね」。テレビで見せる“オトボケ”を封印し、真面目な表情でフットゴルフへの思いを馳せた。

 丸山が所属する「ホリプロ」では「ホリプロフットゴルフ部」を結成し、丸山は同部のメンバーとして世界大会に挑む。参加費させ払えば誰でも出場が可能。丸山も「とにかく一度出てみて体験することが大切」と参加を呼びかけている。興味のある方はサッカー、ゴルフ、スポーツの経験に関係なく、丸山のようにチャレンジしてほしい。

「FIFG WORLD TOUR JAPAN FOOTGOLF INTERNATIONAL OPEN 2018」はこちら

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