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城彰二、日本代表の西野新監督は「変幻自在」…“マイアミの奇跡”を演じた恩師を表現

2018.04.16

西野朗新監督のサッカーを「楽しみにしている」と番組で話した都並敏史氏(左)と城彰二氏(右)

 4月14日(土)深夜、日本テレビ『サッカーアース』が放送され、元日本代表の都並敏史氏と城彰二氏が出演。9日に日本サッカー協会から発表されたサッカー日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督の契約解除を受けて、チームを率いることとなった西野朗新監督について言及した。

 都並氏は「西野さんは技術委員長として、日本代表を中から見ていたので何をすればいいのか、ある程度分かっている。イメージはできているはず」と新監督に期待を込めた。

 一方、アトランタ・オリンピックで西野監督とともに日本代表として戦った城氏は、西野サッカーを「カメレオンサッカー」と表現。「変幻自在。率いるチームや相手によって、的確な分析からスタイルを変えるのが西野スタイル」と説明した。アトランタ五輪の初戦でブラジルに勝利した一戦は「奇跡が半分、分析が半分」と明かし、決して偶然ではなかったと同時を振り返りながら明かしている。

 ロシア・ワールドカップ開幕まで残り約2カ月。「時間があれば、西野さんが得意な攻撃サッカーを作り上げていくと思うが、時間がないので、守備はハリル流を踏襲。攻撃は横パスを多用した攻撃サッカーにするのではないか」と都並氏は予想した。

 都並氏と城氏は西野新体制でリスタートする日本代表に推薦する選手をそれぞれあげた。「中村憲剛。どのタイミングで出場しても最高の仕事をしてくれる。日本のサッカーファンがすごく盛り上がる」と都並氏。対する城氏は「久保建英。未来を見据えた選手を招集してほしい。本大会で出場すると、W杯最年少記録を更新する。ポテンシャルが高い。少ない時間でも代表にフィットできると思う」と話した。

 新体制のキーマンには両氏ともに「長谷部選手」と断言。「守備から入る時、攻撃のスイッチを入れる、長谷部選手が中心になっていくと思います」と力強く解説した。西野ジャパンの初陣はW杯前、国内最終調整試合となる5月30日のガーナ戦となっている。

 21日(土)25時25分放送のサッカーアースには、2010年南アフリカW杯で日本代表のベスト16進出の立役者となった松井大輔(横浜FC)が日本代表について語る。

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