レッドブルは、レッドブル・アスリートのネイマールのアイディアとサッカー哲学に基づいた16歳~25歳のアマチュア・サッカープレーヤー向けの世界大会『ネイマール・ジュニア・ファイブ(Neymar Jr’s Five)』を7月7日(金)、8日(土)にブラジルのサンパウロ郊外にあるネイマールが所有するスタジアム「ネイマールJr教育センター」で開催した。53カ国の代表が集い、日本からは激しい予選を勝ち抜いて代表の座を勝ち取った「KING GEAR FC」が参戦した。
A組に振り分けられたKING GEAR FCは予選で、ナイジェリア、ドイツ、クウェート、リトアニア、アルバニアと対戦。ドイツに敗れたものの、他の国々に勝利して日本代表チームとして初の決勝トーナメント進出を果たした。
決勝トーナメントでは初戦モルジブ戦で快勝したが、続くコソボ戦の終盤で失点。最後まで攻め続けたが、コソボのゴールラッシュは止まらずに4失点を喫してKING GEAR FCの挑戦はベスト16で終わった。
大会は決勝でイギリス代表を下したルーマニア代表が優勝。大会オーガナイザーのネイマールは「私の施設でこうして2回目の大会を開催することが出来て嬉しいです。世界中から大勢の選手に集まって頂けることに、本当に誇らしく思います」とコメント。大会後には、優勝したルーマニア代表とのスペシャルマッチが行われた。
日本代表として大会に出場したKING GEAR FCのメンバーは次のように振り返っている。
加部未蘭選手
「拮抗した試合で勝てなかったのは僕の力不足です。このメンバーで最後まで戦いたかったです。日本の予選で優勝して、ブラジルに来てあの緊張感の中で試合、全部が本当宝物の様な思い出です」
野中来人選手
「本当に夢の様で、あっという間に終わったという感じです。ベスト16ですが悔しいので来年も機会があったら出て、世界一を目指したいと思います」
土屋良平選手
「楽しかったですが、悔しさの方が大きいです。今年からセリエB に行くので、10得点10アシストして来年セリエAに上がれる様に頑張りたいです」
宇留野純選手
「コソボ戦は体格差もあり、ボール際もちょっと負けていた部分があったから、力の差があったかな。でもその差を埋められるポテンシャルが日本人にはあると思うので僕らもまた優勝を目指したいし、他の日本人が出場してもやれると感じました。僕はもうサッカーは現役を引退していますが、この大会に参加してJ リーグのような
緊張感の中でプレーできてすごく幸せな時間でした。ありがとうございました」
菊池康平選手
「優勝を目指していたのでとても悔しいです。優勝する!と言っていたのでまだ気持ちの整理がつかない状態です。もっと良い準備ができたとか、もっと良い行動ができたとか、言ったらキリがないですがコソボは強かったと思います。これからも続けていけばチャンスはあると思うので挑戦していきたいと思います」
By サッカーキング編集部
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